短小(マイクロペニス)って何cmから?適切な対処法で自信につなげよう

短小(マイクロペニス)とは、平均よりも極端に短い陰茎のことをいいます。 自分が短小だと感じていると自信が持てず、女性にたいして積極的になれないことも。 周囲とくらべて「自分の陰部は小さいのではないか」と悩む男性も多いでしょう。 しかし、実際は気にしすぎで平均的なサイズの範囲内であることも多いです。 この記事では、短小(マイクロペニス)の基準サイズや測り方、改善方法について解説します。

【この記事でわかること】

短小の基準サイズと測り方

短小になる原因


短小のメリット・デメリット

短小を改善する方法

短小で実施される手術

勃起力をあげる方法


この記事を読んで改善方法を実践することで、短小であっても自分の陰部に自信を持ち、前向きに生活できるようになるでしょう。

短小(マイクロペニス)とは

短小(マイクロペニス)とは、平均的な長さよりも極端に短い陰茎を指します。
短小には、生まれつきの男性ホルモンの少なさや遺伝的な要素が関係しているケースが多いです。
欧州性医学会議で発表された内容によると、短小の男性は人口の0.6%であると考えられています。
しかし、実際には標準的なサイズであるにもかかわらず、心理的要因や自己イメージによって、短小と思いこむ人もいるのが現状です。

短小(マイクロペニス)の基準サイズと測り方

短小(マイクロペニス)の基準は、成人男性の場合、勃起時に陰茎の長さが約7センチ未満とされています。
年齢によって陰茎の平均サイズは異なるため、自分の年代の平均的な長さと比較して、短小かどうかを見極めましょう。
ただし、成長の速度には個人差があるため、成人するまでは陰茎が成長途中である可能性があります。
測定のポイントは以下の通りです。

  • 恥骨から陰茎の先端までの長さを測る (※1)

  • 正確な測定は勃起時に行う

  • 平常時でも測定可能

  • 平常時の測定では陰茎を引っ張って計測

※1 恥骨:へそのあたりから下に向けて手を動かして触れる骨
この測定方法で、勃起時に6センチから7センチ以下である場合は、短小(マイクロペニス)の可能性があるでしょう。

短小(マイクロペニス)になる3つの原因

ここでは、短小(マイクロペニス)になる原因について解説します。
主な原因は、次の3つです。

  • 先天的な要因
  • 肥満による埋没
  • 靭帯の柔軟性のなさ

ひとつずつ見ていきましょう。

先天的な要因

短小になる原因のひとつとして、遺伝や男性ホルモンの少なさなどの、先天的な要因が影響していると考えられています。
陰茎が成長するためには、男性ホルモンが必要です。
しかし、幼少期や成長期(小学生の高学年から中学生)に男性ホルモンの分泌が少なかったり、うまく機能しなかったりすると陰茎が成長しきらずに短小となります。
また男性ホルモンの働きには、胎児期の母親が食べる物や生活習慣の影響があるともいわれています。
とはいえ、さまざまな要素が関係してくるため、男性ホルモンの不足は母親の生活習慣が原因とは明確にはいえません。

肥満による埋没

おへそより下のお腹が大きく出ていると、脂肪によって陰茎が埋まることがあります。
実際の陰茎の長さは変わらないものの、見た目の印象として短く感じられます。
肥満によって短小に見えている場合は、運動を取り入れたり食生活を見直したりすることで、短小を改善できる可能性が高いです。
下腹の脂肪を減らすことで、陰茎の埋もれが解消され、見た目の長さが改善されるでしょう。

靭帯の柔軟性のなさ

靭帯の柔軟性がないことで、短小となるケースもあります。
陰茎の根元は、恥骨と靭帯でつながっています。
この靭帯の引っ張る力が強いと、陰茎を体の内側へ引っ張ってしまい、体外に出ている部分が短くなるのです。
靭帯の柔軟性をあげるための「ワナ靭帯マッサージ」という、陰茎をさまざまな方向に引っ張るトレーニングもインターネットで紹介されています。
しかし、このトレーニングは一歩間違えると靭帯損傷を引き起こす危険性があります。
靭帯を柔らかくしたいからといって、無理に引っ張るようなことはやめておきましょう。
無理のない範囲でマッサージを行い、自然と靭帯を柔らかくできるように心がけてみてください。

短小(マイクロペニス)の5つのデメリット

ここでは、短小(マイクロペニス)のデメリットを5つ解説します。

  • 自分に自信が持てない
  • 包茎になりやすい
  • 間接的なEDの原因になる
  • 不妊の原因になることもある
  • パートナーを満足させられない

それぞれ見ていきましょう。

自分に自信が持てない

短小だと陰茎の大きさが人より小さいことに悩み、自分に自信が持てないことがあります。
陰茎は男性にとって大事な身体の一部のため、他の部位よりも気にしやすいです。
たとえば、思春期に他人と比べて落ち込んだり、からかわれたりすると大人になってからもコンプレックスを感じてしまうことがあります。
自信のなさから、女性と接することに消極的になることもあるでしょう。

包茎になりやすい

短小は、陰茎が非常に短いため亀頭の周囲の皮(包皮)が余りやすい状態です。
包皮が余ることで亀頭を覆ってしまい、結果的に包茎になりやすくなります。
包茎では、長い時間亀頭が覆われています。垢が溜まりやすく清潔に保ちづらいので、細菌が繁殖しやすい状態です。
そのせいで皮膚に炎症があらわれたり、悪臭をはなったりする包茎ならではのデメリットにもつながります。

間接的にEDの原因になる

短小(マイクロペニス)であることで、ED(勃起不全)の原因となるケースもあります。
短小だと感じていると、陰部の見た目にコンプレックスを持ちやすいです。
そのため、陰部を見せることをためらってしまい、性行為にたいしても臆病になってしまいます。
緊張や不安が先に立ってしまい、性行為の際に「勃起できない」という状況からEDに陥りやすくなります。

不妊の原因になることもある

短小であること自体が男性不妊の原因となるわけではありません。
ただ、短小による包茎では、不妊の原因となる可能性があります。
短小は、陰部が十分に成長しないため皮が余りやすく包茎となるケースが多いです。
そして、包茎では亀頭が包皮で常に覆われているため刺激に慣れておらず、早漏になりやすいです。
もし「膣内に射精できない」といった重度の早漏であれば、不妊の原因になるため医療機関を受診してみてください。

パートナーを満足させられない

短小(マイクロペニス)であると、性行為の際にパートナーを満足させられない可能性があります。
女性が挿入で快感を得るのは、膣内が摩擦によって刺激されるときです。
陰茎が長かったり太かったりする方が、膣内での摩擦を起こしやすくなります。
しかし、短小だと陰茎が短いため膣の壁まで届かず、膣内で摩擦が発生しない可能性があります。
とはいえ「挿入で快感を得たい」と思っている女性ばかりではありません。
性行為の際は陰茎の大きさを気にしすぎず、相手を思いやる言葉や行動を心がけるとパートナーを満足させられるでしょう。

短小(マイクロペニス)のメリット

短小(マイクロペニス)はデメリットしかないと考えてしまいがちですが、実はメリットもあります。
それは、女性が性交痛を感じにくいという点です。
性交痛の程度や原因には個人差がありますが、実は性交痛に悩む女性は少なくありません。
性行為は女性の膣内に男性の陰茎を挿入するという行為の性質上、陰茎が大きいと負担になることもあるのです。
とくに女性が未経験の場合は、陰茎が大きいと「ちゃんと入るだろうか」「痛いんじゃないかな」と不安に感じることもあります。
その点、陰茎が小さければ女性の負担は少なく、痛みも少なくてすみます。
短小で悩んでいるなら、このようなメリットがあることも頭に置いておくとよいでしょう。

短小(マイクロペニス)を改善する方法

ここでは、短小(マイクロペニス)を改善する方法を3つ解説します。

  • 手術を受ける【先天的な要因の治療】

  • 勃起力をあげる【自信の獲得】

  • 規則正しい生活をする【肥満の解消】

順番に見ていきましょう。

手術を受ける【先天的な要因の治療】

遺伝や男性ホルモンの少なさといった、先天的な要因で短小となっている場合は手術が有効です。
手術は、短い期間のうちに高確率で短小を改善できるのがメリットです。
手術の内容は後ほど詳しく解説しますが、一般的には2つの手術方法があります。
簡単にいうと、陰茎を大きくする方法と、長くする方法です。
治療方法は、専門医に陰茎の状態を診てもらい、自分の希望も伝えつつ、しっかり相談して決めましょう。

勃起力をあげる【自信の獲得】

短小(マイクロペニス)が原因で自分に自信が持てない場合は、勃起力をあげるのもひとつの手です。
勃起力をあげられれば、勃起時の陰茎の見た目がたくましくなり、性行為での自信につながります。
平常時の大きさもさることながら、勃起時の大きさを気にする男性は多いです。
パートナーに見られることや性行為の際のパートナーの感度とも関わりがあるため、自分が短小だと感じていると余計に気になるでしょう。
しかし、短小であっても勃起力をあげると、性行為の際に大きくたくましく見せられます。
勃起力をあげて、勃起時の陰茎の大きさや硬さが充分になることで、コンプレックスが軽減され、自信につながるでしょう。
具体的な勃起力のあげ方は、こちらをご覧ください。

規則正しい生活をする【肥満の解消】

短小(マイクロペニス)の原因が肥満にある場合、規則正しい生活をして肥満を解消しましょう。
肥満を改善するためには、食事と運動のバランスが大切です。あまり動いていないのに、たくさん食べてしまってはバランスが悪くなり、肥満につながります。
食事で摂取するエネルギーを減らし、運動で消費するエネルギーを増やしてバランスを整えましょう。
食べる速度が速い人は肥満のリスクが2倍になるといわれているため、食べ物はよく噛んでゆっくり食べるようにしてみてください。
運動は、まず1日に今よりも10分だけ多めに歩くことからはじめてみましょう。
これだけでも1年間継続すれば、1.5キロ~2キロ程度の減量が期待できます。
いきなり強い負荷をかけると、継続できない可能性があるため、少しずつ体を動かす時間を増やすとよいでしょう。
肥満を解消できれば、埋まっていた陰部が見えるようになり、短小が改善するかもしれません。

短小(マイクロペニス)で実施される手術

短小(マイクロペニス)で悩む方には、主に2つの手術が実施されます。

  • 亀頭増大術
  • 長茎術

それぞれ見ていきましょう。

亀頭増大術

亀頭増大術は、陰茎に薬剤を注入して陰茎全体を大きくする方法です。
薬剤を入れてから30分程度で効果があらわれ、陰茎が太くたくましくなり、張りが出る効果があります。
また寒いときや緊張しているときなど、陰茎が縮こまりやすい状況でも陰茎が体内に埋もれにくくなるのがメリットです。

長茎術

長茎術は、陰茎の埋もれている部分を引き出して、露出している部分を長くする方法です。
この手術は、下腹に脂肪が多くついている肥満体型であればとくに有効です。
また長茎術には、切る術式と切らない術式があります。
どの術式がよいのかは体型や症状によっても異なります。
手術を検討する際は、専門医に一度診てもらいアドバイスをもらうとよいでしょう。

【短小でも大丈夫】勃起力をあげる方法5選

ここでは、勃起力をあげる方法を5つ紹介します。

  • タバコを吸わない

  • 睡眠をしっかりとる

  • 下半身の筋トレを行う

  • お風呂では湯船につかる

  • 股関節のストレッチを行う

ひとつずつ見ていきましょう。

タバコを吸わない

勃起力をあげたいと考えるなら、タバコは吸わないようにしましょう。
なぜなら、タバコを吸うと体内の血流が悪くなるため、勃起時に必要な血液が陰茎にいきわたりません。
タバコを吸いたくなったら、代わりに別の行動をするようにしましょう。
たとえば「食事の後に一服したい」と思ったら、タバコを吸うのではなく、歯を磨きます。
このように「タバコを吸いたい」と思う場面に合わせて、代わりにとる行動を決めておくと、吸いたい気持ちをコントロールしやすくなります。

睡眠をしっかりとる

勃起力アップのためには、充分な睡眠をとることも大切です。
なぜなら、寝ている間に勃起力に関わる男性ホルモン「テストステロン」が分泌されるためです。
睡眠不足になると、テストステロンの分泌も少なくなると考えられています。
必要な睡眠時間は人によっても異なりますが、成人であれば6時間以上は睡眠時間をとってみてください。

下半身の筋トレを行う

勃起に関わりのある下半身の筋トレを行うのも、勃起力向上に効果的です。
なぜなら、勃起は血液が陰茎に集まることで起こる現象だからです。
陰茎の周囲の筋肉を鍛えると、陰茎に送る血液量が増えるため勃起力が向上します。
勃起力に関わる筋肉は、おもに次の3つです。

筋肉の部位 効果 鍛える方法
肛門の筋肉
  • 陰茎に送る血液を増やす
  • 陰茎に集まった血液を維持する
「肛門を5秒かけて閉め、5秒キープし、5秒かけて開く」×15回
太ももの筋肉
  • 全身に血液を送り出す
  • 血流がよくなり、陰茎への血液量が増加
スクワット
おしりの筋肉
  • 陰茎の血流が良くなる
ワイドスクワット(しこを踏むように足を大きく開き、太ももと地面が平行になるところまで腰を落とす)

陰茎周りの筋肉を日常的に鍛えて、勃起力を向上させましょう。

お風呂では湯船につかる

勃起力をあげるために、お風呂で体をあたためることも大切です。
なぜなら、体をあたためることで血流がよくなり、勃起力の向上につながるためです。
シャワーだけでは体が充分にあたたまらないので、湯船に浸かる習慣をつけるとよいでしょう。
ただし、体温よりも熱いお湯に30分以上浸かると、精子量が減少するおそれもあるため、長く浸かりすぎないよう注意が必要です。

股関節のストレッチを行う

股関節の硬さも勃起力に関係しています。
股関節が硬いと陰茎の周りの血流を悪くする要因にもなるため、股関節のストレッチが大切なのです。
股関節ストレッチの方法は以下のとおりです。
足裏を合わせて座る
ひざを両手の肘で上からおさえる
背筋を伸ばした状態で体を前に倒す

日ごろから股関節を柔らかくするようにして、勃起力を向上させましょう。

短小(マイクロペニス)に関するよくある質問

短小(マイクロペニス)だと妊娠しにくいのか?

膣の中で射精ができるのであれば、陰茎の大きさは関係ありません。

勃起したときの陰茎が4センチ程度あれば、その機能を果たせると考えられているためです。

陰茎が短いと子宮の奥まで精子が届かないのではないかと心配するかもしれません。

精子は自ら子宮内を進んでいくため、妊娠率に影響はないといわれています。

ただし「早漏のため膣内で射精ができない」「包皮が邪魔をして精子が子宮に届きにくい」といった要因で、不妊につながる可能性はあります。

そういった心配があれば、専門医に一度相談してみるとよいでしょう。

男性が短小だと女性は嫌だと思うのか?

女性は男性の陰茎のサイズについて、あまり気にしていません。

ヨーロッパ泌尿器学会の雑誌に掲載された論文のアンケートによると、男性の陰茎サイズについて7割の女性が「重要ではない」と考えるという結果が出ています。

この結果から、女性側は男性が気にしているほど陰茎のサイズについて気にしていないと考えられるでしょう。

短小(マイクロペニス)は切らずに治せるのか?

体内に埋まっている陰茎を引き出す「切らない手術(長茎術)」もあります。

とくに下腹に脂肪が多い人に効果が高いです。

この手術は、医療用の糸を使って、下腹の皮膚と恥骨を固定する方法です。

切らないので「回復が早い」「手術痕が残らない」などのメリットがあります。

ただし、切る手術よりも「元に戻りやすい」というデメリットがあることも知っておきましょう。

まとめ

この記事では、短小(マイクロペニス)となる原因や改善方法について解説しました。

【この記事のまとめ】


  • 短小の基準は、成人男性で勃起時に陰茎の長さが約7センチ以下

  • 勃起時に陰茎の長さが4センチ程度あれば、充分その役割を果たせる

  • 健康的な生活を送ることで、勃起力があがり、陰茎をたくましく見せられる

短小であっても、女性の膣内に射精できるようであれば、大きさは問題ありません。
しかし、見た目がコンプレックスになって精神的に辛くなるなら、EDにつながることもあるため、治療を検討するとよいでしょう。
他にも「平常時のサイズがどうしても気になる」「不妊の原因になっているかもしれない」など気になることがあれば、医療機関に相談してみてくださいね。