包茎矯正リングに効果はある?選び方やおすすめできないケースも解説

「包茎を治したいけど、矯正リングって効果はあるのかな」と疑問に思っていませんか? 包茎矯正リングは、包皮の剥き癖をつけるための器具で、包茎を根本的に治すことはできません。 ただし、早漏や陰部の臭い対策の面で良い影響も期待できるでしょう。 この記事では、包茎矯正リングの選び方や使用のリスクについて解説します。

【この記事で分かること】

  • 包茎矯正リングとは
  • 包茎矯正リングで期待される効果
  • 包茎矯正リングの選び方
  • 包茎矯正リングを使用するリスク
  • 包茎矯正リングがおすすめできないケース
  • 包茎矯正リング以外での包茎改善方法

この記事が、包茎矯正リングを使うかどうかの判断の手助けとなれば幸いです。

包茎矯正リングとは

包茎矯正リングは、亀頭を露出した状態を保ち、剥き癖をつけるための器具です。
リングは、亀頭を覆っている皮(包皮)を剥いて装着します。皮を剥く必要があるので、真性包茎やカントン包茎では使用できません。
リングをつけることで根元に集めた皮を固定して、物理的に皮が亀頭に被らないようにします。
主なタイプは下記のとおりです。

  • 下着一体化タイプ
  • リングタイプ(O型・C型・U型など)

リングタイプは、陰茎の溝にはめるタイプや磁石で装着するタイプなどがあります。
これらの包茎矯正リングは、あくまでも包皮の剥き癖をつけるもので、根本的な包茎の改善ができるわけではありません。

包茎矯正リングで期待される3つの効果

包茎矯正リングは主に以下の3つの効果が期待されています。

  • 包茎の改善
  • 早漏の改善
  • 陰部の臭いの改善

それぞれ解説していきます。

包茎の改善

矯正リングを陰部につけている間は、皮が根元に固定されます。
リングで強制的に皮を剥いた状態を長く保ち、亀頭を露出した状態を癖づけるのが目的です。
つけていれば皮が剥けていますが、リングを外すと皮が元に戻ってしまいます。
包皮の剥き癖をつけるには、長い時間リングをつけている必要があります。
ただし、長期間にわたって矯正リングをつけたとしても、必ず剥き癖がつくとは限りません。

早漏の改善

矯正リングを装着していると、亀頭が普段から露出するので早漏の改善につながる可能性があります。
包茎の状態は亀頭が常に皮に覆われていて、刺激を受けることが少ないです。
亀頭が刺激に慣れておらず敏感なため、性行為の際に早漏になることがあります。
しかし、亀頭が露出していると下着に擦れることが増え、亀頭が刺激に慣れていきます。
そのため、矯正リングによって亀頭が露出している時間が長くなると、早漏の改善に役立つでしょう。

陰部の臭いの改善

矯正リングは、陰部の臭いやムレの改善も期待できます。
陰部の臭いは、汗や脂などの分泌物が包皮の中に溜まることで発生しやすいです。
包茎だとなおさら皮を剥く機会がないため、蓄積した分泌物から臭いが発生します。
しかし、リングを装着すると、皮が剥けている状態を保てるので皮の間に溜まりにくく、掃除もしやすくなるでしょう。
また、皮が剥けていると陰部がムレにくいというメリットもあります。
結果的に、矯正リングは陰部の臭いやムレを予防することにつながるのです。

包茎矯正リングの3つの選び方

包茎矯正リングには、さまざまな種類があります。自分にあった種類を使わないと満足いく効果を得られないかもしれません。
ここでは、選ぶポイントを3つ解説します。

  • 自分の包茎の状態に合っているか
  • 陰茎のサイズに合っているか
  • リングの形状・素材が生活に合うか

ひとつずつ見ていきましょう。

自分の包茎の状態に合っているか

包茎矯正リングを選ぶ際は、自分の包茎のタイプに合ったものを選ぶ必要があります。
包茎矯正リングは、手で皮を剥けることを想定した器具です。そのため、前提として仮性包茎が対象となります。
基本的に皮を剥けない真性包茎やカントン包茎には使用できません。
たとえば、真性包茎なのに無理に包皮を剥いてリングを装着すると、皮が戻らなくなってカントン包茎になる危険性があります。
仮性包茎であっても、無理やりリングを装着して外れなくなるケースもあるので注意が必要です。
自分の状態に合ったものを使うようにして、無理に剥く行為は避けるようにしましょう。

陰茎のサイズに合っているか

自分の陰茎のサイズと合う器具かどうかも重要です。
リングが大きすぎると外れやすく、小さすぎると陰茎が締めつけられてしまうためです。
とくにC字型のリングタイプは、フィットしていないと外れやすくなります。
一方、締めつけが強すぎると、陰茎がうっ血する可能性もあります。
器具のサイズは、メーカーによってさまざま出ているので、比較し検討するとよいでしょう。
なかには、自分でサイズ調整ができる器具もあります。
選ぶ際は、自分の陰茎と商品のサイズをしっかり確認しましょう。

リングの形状・素材が生活に合うか

形状・素材の違いでも、着け心地や見た目などに差が出ます。
形状や素材で選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
伸縮性があるか
目立たないか
サイズ調整ができるか
たとえば、就寝時にリングを利用したい場合、生理的な勃起が起こる可能性があります。
そのとき、伸縮性があるタイプだと勃起にも対応できます。
また、日中にリングをつける場合は、トイレで隣に立った人に見えるかもしれません。
そのため、透明や肌色など目立ちにくいリングを選ぶのがおすすめです。
自分がどのタイミングでつけたいのかも考慮に入れて選ぶとよいでしょう。

包茎矯正リングを使用する3つのリスク

包茎矯正リングの使用は、良いことばかりではありません。
以下のような、リスクも存在します。

  • 亀頭が壊死する
  • 包茎が悪化する
  • 尿が出にくくなる

矯正リングの使用を検討しているなら、しっかりとリスクも知っておきましょう。

亀頭が壊死する

矯正リングで皮を固定する際、陰茎がうっ血して亀頭が壊死する危険性があります。
陰茎の根元を長時間にわたって強く締めつけすぎることが原因です。
陰茎を強く締めつけると、血液の流れをリングがせきとめてしまいます。
このうっ血した状態が長く続くと、亀頭が壊死する可能性があります。使用する際は締め付けの強さにも注意しましょう。

包茎が悪化する

矯正リングを使用すると、包皮が伸びて包茎が悪化することもあります。
陰茎は、勃起や温度変化によって大きさが変わります。包皮もその陰茎の変化に合わせて伸び縮みするしくみです。
しかし、リングを装着していることで包皮がうまく伸縮できなくなるのです。
結果的に、包皮が伸びて余計に余ってしまい、包茎が悪化する可能性があります。

尿が出にくくなる

矯正リングの締めつけによって尿が出にくくなる可能性があります。
リングは包皮を固定するために、大なり小なり陰茎を締めつけます。
すると、陰茎にある尿道も圧迫され、尿道が狭くなってしまうのです。
尿の通り道が締めつけられるので、尿が出にくくなったり、出なくなったりするリスクがあります。

包茎矯正リングは根本的な解決にならない

包茎矯正リングは、根本的に包茎を治すものではありません。
そもそも包茎は皮が余っていることが原因で起こります。包茎矯正リングの効果は一時的で、リングを外せば元に戻ってしまいます。
リングで多少剥き癖がついたとしても、皮が余っていることに変わりはないため、包茎が治るわけではないのです。
とくに、以下のケースでは、包茎矯正リングの使用はおすすめできません。

  • 真性包茎、カントン包茎
  • 皮が多い仮性包茎

矯正リングは、皮を手で剥けることが前提としてつくられています。
真性包茎もカントン包茎も包皮の口が狭く、皮を根元に集めることができません。参考
そもそも皮が陰茎を締めつけるカントン包茎は、矯正器具やセルフケアでの改善が難しいです。
皮によって陰茎の血液の流れが邪魔され、うっ血したり亀頭が壊死したりするといった症状が出ることもあります。
そのため、カントン包茎は矯正器具でどうにかしようとせず、医療機関の受診がおすすめです。
また、真性包茎で無理に皮を剥いて矯正リングを使用しようとすると、カントン包茎になる危険性もあるため、リングは使用しないようにしましょう。
仮性包茎であっても、皮の余りがあまりにも多い場合は、矯正リングをこえて皮がかぶってしまうこともあります。
その場合は、リングで皮を根元に固定できないため、十分な効果を発揮しません。
目安としては、亀頭の半分以上が皮で覆われている状態だと、矯正リングでの包茎改善は難しいでしょう。

包茎矯正リング以外の包茎改善方法3選

包茎矯正リングの他にも包茎を改善する方法はあります。
ここでは、主な方法を3つ紹介します。

  • 包茎矯正テープ
  • セルフトレーニング
  • 包茎手術

それぞれ見ていきましょう。

包茎矯正テープ

包茎矯正テープは、リングと同様に剥き癖をつけるのが目的の商品で、仮性包茎に使用できます。
包茎矯正リングとの違いは、包皮の固定方法がリングではなく、テープで貼るという点です。
リングのように締めつけのリスクはありませんが、テープが肌に合わなければ皮膚がかぶれる可能性があります。
テープのためはがれやすく、固定力も高くないため、包茎が改善する可能性はそこまで高くないでしょう。

セルフトレーニング

包茎の改善方法には、以下のようなセルフトレーニングもあります。

  • トイレに行く度に包皮を剥く
  • お風呂で包皮を剥く

これを毎日繰り返して、少しずつ剥き癖をつけます。
原理は、矯正リングやテープと同じです。剥き癖をつけるために、包皮を剥いた状態をできるだけ長くします。
入浴時は陰茎が温まって皮が伸びやすくなるので、より包皮を剥きやすいです。
ただし、一気に剥こうとすると、包皮が裂けたりカントン包茎になったりするおそれがあるので、決して無理はしないようにしましょう。

包茎手術

根本的に包茎を治したいなら、包茎手術も検討してみましょう。
矯正リングでは、仮性包茎にしか使用できないうえ、一時的な改善にとどまることが多いです。
手術であれば、すべての包茎タイプに対応できます。
また、余っている包皮を切り取るため、包茎ではなくなります。
包茎をきちんと治したいなら、器具に頼るのではなく包茎手術を受けるとよいでしょう。

包茎矯正リングと包茎手術の違い

包茎矯正リングと包茎手術では、対応できる包茎のタイプや効果に違いがあります。
自分はどちらがよいのか迷うこともあるかもしれません。
そこで以下の表に、矯正リングと包茎手術の違いをまとめました。

包茎矯正リング 包茎手術
根本的に治るか 治らない 治る
真性包茎・カントン包茎 使用できない 治せる
効果 一時的 治る
期間 長期間(数ヶ月~数年単位)※癖づけできるとは限らない 短期間(術後ケアも含めて4週間程度)
コスト 安価(数千円程度) 高額(数十万程度)

手術となると怖さもあるでしょうし、コストを考えても手軽に試せるのは包茎矯正リングでしょう。
しかし、その効果は一時的で、包茎を治すことは難しいと言わざるを得ません。
包茎を根本的に治したいなら、手術も検討してみてください。

まとめ

この記事では、包茎矯正リングの効果やリスクについて解説しました。

【この記事のまとめ】

  • 包茎矯正リングは剥き癖をつけるための器具で、包茎を根本的に治すことはできない
  • 包茎矯正リングには、包茎の悪化や亀頭の壊死といったリスクもある
  • 包茎を根本的に治したいなら、包茎手術を受ける必要がある

包茎矯正リングは比較的安価で誰にもバレずに使用できるため、手軽に試しやすいです。
ただし、包茎のタイプによっては使用できませんし、リスクもあります。
使用する場合は、リスクをきちんと知ったうえで使うようにしましょう。
包茎をきちんと治したいと考えているなら、まずはクリニックに相談してみてくださいね。