包茎でコンドームが外れる?正しいつけ方と選び方を解説

【この記事でわかること】
- 包茎のコンドームを正しくつける方法
- 包茎のコンドームを選ぶポイント
- 包茎のコンドームが外れる原因
- 包茎でコンドームが外れた場合のリスク
- 包茎でコンドームがうまくつけられないときの対策
この記事の方法を実践することで、コンドームが外れにくくなり、パートナーと満足のいく性行為ができるようになるでしょう。
【包茎でも大丈夫】コンドームの正しいつけ方
ここでは、包茎であってもコンドームをしっかりつけれる手順について解説します。
手順は次のとおりです。
- コンドームの空気を抜く
- 包皮を根元まで下ろす
- コンドームを巻き上げながらつける
- 包皮のたるみを伸ばす
- コンドームをなじませる
各ステップごとに見ていきましょう。
コンドームの空気を抜く
陰部に装着する前にコンドームの空気を抜きましょう。
空気が入ったまま使用すると、性行為中に破れる可能性があります。
コンドームの精液だまりの部分を、親指と人差し指で軽くつまむようにして、空気を抜きます。
このとき、爪でコンドームを傷つけると破れてしまうので、注意して空気を抜くようにしましょう。
包皮を根元まで下ろす
勃起した陰茎の包皮(亀頭を覆っている皮)を剥き、根元まで下ろします。
包皮がかぶったままだと、皮が動いてコンドームがズレやすいです。
皮を根元まで下ろすと亀頭が露出してコンドームが亀頭に密着するため、フィットしやすくなります。
ただし、真性包茎やカントン包茎では、痛みのない下ろせるところまでで構いません。
真性包茎の場合、無理やり剥くと皮が戻らなくなり、カントン包茎になる危険性があります。
カントン包茎であれば痛みが出るため、亀頭は露出させないようにしましょう。
痛みがあれば無理をしないことが大切です。
コンドームを根元に向かって下げる
剥いた包皮を根元でおさえながら、もう片方の手でコンドームをつけましょう。
亀頭からゆっくりと根元に向かって下げていきます。このとき、コンドームのフチを転がすようにすると装着しやすいです。
根元までしっかりコンドームに入れるようにしましょう。また陰毛を巻き込むと痛いので、巻き込まないよう注意が必要です。
包皮のたるみを伸ばす
コンドームをつけたら、包皮のたるみを伸ばす必要があります。
剥いた包皮にはたるみがありますが、そのたるんだ皮にもコンドームをかぶせなくてはいけません。
しかし、そのままかぶせるだけではコンドームがフィットせず、陰茎とコンドームの間に隙間ができてしまいます。
包皮のたるみを伸ばすために、一度コンドームごとたるんだ皮を先端の方へ引っ張り、包皮が伸びた状態でコンドームを根元まで引き上げましょう。
コンドームをなじませる
包皮が邪魔にならないように、余った皮がある根元を何度かしごいてコンドームをなじませましょう。
包茎の場合は、どうしても包皮が邪魔をしてしまい、陰茎とコンドームとの間に隙間をつくりやすいです。
隙間ができてしまうと、コンドームがズレたり外れたりしやすくなります。
何度かしごくことで、余った包皮が伸びてコンドームがフィットするため、必ずなじませるようにしましょう。
【包茎でも大丈夫】コンドームを選ぶ3つのポイント
自分に合ったコンドームを選ぶことは、包茎の場合にはとくに重要です。
ここでは、包茎であってもフィットするコンドームを選ぶためのポイントを3つ紹介します。
- サイズのフィット感
- くびれの有無
- 挿入時のずれにくさ
それぞれ見ていきましょう。
サイズのフィット感
コンドームを選ぶ際は、自分にフィットするサイズのコンドームを見つけることが大切です。
コンドームが大きすぎるとズレやすくなり、小さすぎると締め付けが強く窮屈に感じます。
コンドームのサイズは、勃起時の陰茎の太さ(直径)で選びます。
サイズの目安は次のとおりです。
Sサイズ | 27-31mm |
Mサイズ | 31-36mm |
Lサイズ | 37-42mm |
XLサイズ | 42-46mm |
真性包茎の場合、カリ部分の引っかかりがあまりないため、コンドームが外れやすくなります。そのため、少し小さめかぴったりのサイズがよいでしょう。
一方、仮性包茎の場合は、余った包皮の分を考慮して少し大きめを選ぶとフィットしやすいです。
ただし、メーカーによって各サイズの範囲が異なるため、ご自身のサイズに合うものを探してみてください。
また、素材によっても伸縮性が異なるため、フィット感が変わります。たとえば、ラテックス製やイソプレンラバー製は伸縮性があり、ポリウレタン製はあまり伸び縮みしません。
素材によってフィットするサイズが変わることもあります。
自分とパートナーに一番合うものを見つけるために、複数のメーカーや素材を試してみるとよいでしょう。
くびれの有無
コンドームにはくびれがあるタイプも販売されています。
くびれがあるタイプは、グリップ力が強く性行為中に動いても外れにくいです。
またくびれが引っかかりの役割も果たしてくれるため、包茎であってもコンドームがズレにくいでしょう。
包茎は包茎でない人と比べてどうしてもコンドームが外れやすいので、外れにくい対策が施してあるコンドームを選ぶのがおすすめです。
挿入時のずれにくさ
形以外で、性行為中のズレを予防してくれるコンドームもあります。
たとえば、粘り気のあるゼリーがコンドームの内側に塗られている商品はズレにくいです。
ゼリーが陰茎とコンドームの隙間をなくし、密着するように設計されているためです。
コンドームがズレやすいと感じているなら、ゼリーが塗られている商品も検討してみてください。
包茎でコンドームが外れる5つの原因
ここでは、包茎でコンドームが外れる主な原因を5つ紹介します。
- コンドームと陰茎の間に隙間ができる
- 焦って装着してきちんとつけられていない
- 装着時の刺激で完全な勃起状態ではなくなる
- 【仮性包茎】包皮に押し下げられる
- 【真性包茎】引っかかりがなくズレやすい
原因がわかれば対策もしやすいです。ひとつずつ見ていきましょう。
コンドームと陰茎の間に隙間ができる
包茎の陰茎は包皮が余っている状態のため、包皮がコンドームと陰茎との間に隙間を作り、コンドームが外れやすいです。
包皮をコンドームに入れただけできちんと伸ばさないと隙間ができます。
そのため、コンドームをつけたら必ず何度か根元をしごいて、コンドームをなじませるようにするのが大切です。
なじませる作業を面倒くさがらず、コンドームがしっかりフィットしていることを確認してから、挿入するようにしましょう。
焦って装着してきちんとつけられていない
包茎を見られたくないといった思いから、慌ててコンドームを装着しようとすると失敗することもあります。
根元まできちんとつけられていなかったり、フィットしていなかったりするのは、挿入後にコンドームが外れる原因です。
コンドームが外れると妊娠や性感染症を予防できない危険性もあります。
パートナーにも関わる大切なことなので、焦らず丁寧にコンドームを装着するようにしましょう。
装着時の刺激で完全な勃起状態ではなくなる
装着時の刺激で完全な勃起状態を保てないことが、コンドームが外れやすくなる原因となるケースもあります。
包茎の亀頭は普段は皮に覆われていることから、刺激に敏感です。
そのため、コンドームを装着する際の刺激で陰茎が萎えてしまい、完全な勃起状態を保てなくなることがあります。
本来コンドームの装着は、完全に勃起した状態で行います。
挿入後に陰茎が小さくなると、コンドームと陰茎の間に隙間ができ、外れやすくなるためです。
挿入後に陰茎のサイズが変わらないよう、コンドームを装着してからもう一度、完全に勃起させてコンドームをなじませてから挿入するようにしましょう。
事前にコンドーム装着の際の工夫について、パートナーに伝えておくのもよいかもしれません。
【仮性包茎】包皮に押し下げられる
仮性包茎の場合、亀頭を覆う包皮を剥いてコンドームをつけているため、皮が戻る動きによってコンドームが外れやすくなります。
コンドームが外れるのを防ぐには、コンドームをフィットさせることが重要なポイントです。
包茎であっても、包皮を根元まで下ろし、亀頭を出した状態でしっかりコンドームをつければ外れにくくなります。
コンドームの脱落防止には、なじませるためのしごく作業も欠かせないので、おろそかにしないようにしましょう。
【真性包茎】引っかかりがなくズレやすい
真性包茎はカリでの引っかかりがないため、コンドームがズレたり、外れたりしやすいです。
包皮によってコンドームが滑ってしまうので、コンドーム自体に脱落防止の効果がある商品を選ぶとよいでしょう。
くびれがついているタイプや陰茎とコンドームの密着性を高めるゼリーが塗られているタイプなど、さまざまな商品があるので自身に合うものを調べてみてください。
包茎でコンドームが外れた場合のリスク
コンドームが外れたときのリスクには、次の2点があります。
- 性感染症にかかる
- 意図せず妊娠する
それぞれ見ていきましょう。
性感染症にかかる
性感染症の予防には、コンドームの使用が推奨されています。
性感染症は基本的に性行為によって、パートナーの精液や膣からの分泌液が自分の粘膜に付着することで感染します。
相手の体液と自分の粘膜が触れるのをコンドームで防いでいるため、性行為中にコンドームが外れてしまったら、予防効果はなくなるのです。
もし知らず知らずのうちに性感染症にかかっていたら、パートナーにうつってしまうリスクもあります。
お互いの身体を守るためにも、コンドームは正しい方法でつけるようにしましょう。
意図せず妊娠する
コンドームは基本的に避妊が目的で使用され、コンドームが外れると妊娠する可能性が高まります。
とくに真性包茎の場合は、亀頭が包皮に覆われたままなので、コンドームが外れた際に刺激が変わったとしてもわかりにくいです。
コンドームが外れたことに気づかず、そのまま膣内で射精してしまうといったことにもなりかねません。
望まない妊娠を防ぐために、コンドームがしっかりフィットしているかを確認してから、挿入しましょう。
包茎でコンドームがうまくつけられないときの3つの対策
ここでは、包茎でコンドームがうまくつけられない場合の対策を3つ紹介します。
- 女性用コンドームを使用する
- 亀頭増大術を受ける
- 包茎手術を受ける
ひとつずつ見ていきましょう。
女性用コンドームを使用する
一般的にコンドームは男性がつけるものが多いですが、女性側につけるコンドームもあります。
女性用コンドームは、膣の中に入れて使用するものです。男性用コンドームと同じように、避妊と性感染症の予防に効果があるとされています。
ただし、男性用コンドームと併用しないようにしましょう。同時に使うと、コンドーム同士がこすれあって破れる危険性があります。
包茎でうまくコンドームをつけられない場合は、女性につけてもらうことも検討するとよいでしょう。
亀頭増大術を受ける
亀頭増大術は亀頭に薬剤を注入して、亀頭を大きくする手術です。
とくにカリ部分を大きくする方法では、余った皮が亀頭にかぶりにくくなる効果があります。
包茎が改善され、カリによる引っかかりが生まれるため、コンドームが外れにくくなります。
「いろいろなコンドームを試してみたけれど、どうしてもズレたり外れたりする」場合は、亀頭増大術を受けるのも選択肢のひとつでしょう。
包茎手術を受ける
包茎手術は、余っている包皮を切り取る手術です。
余った包皮がなくなるので、平常時でも亀頭が露出した状態になります。
手術を受けると「包茎でコンドームがつけにくい」といった悩みから解放されます。
根本的な改善をしたいなら、包茎手術も検討してみましょう。
クリニックでは、包茎だけでなく陰部に関するさまざまな悩み相談に対応しています。ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。
まとめ
この記事では、包茎のコンドームのつけ方や選び方について解説しました。
【この記事のまとめ】
- 包茎であっても正しい装着方法を知ることでコンドームをつけられる
- いろいろなメーカーのコンドームを試したり、脱落防止の対策が取られたコンドームを使用したりして、自分に合った商品を探すのが大切
- どうしても外れたりズレたりする場合は、女性用コンドームの使用や手術を検討する
包茎であっても自分に合ったコンドームを正しくつけることで、途中で外れることなく性行為ができます。
包茎であることよりも、コンドームをきちんとつけないまま挿入することの方が問題です。
お互いのためにも、コンドームは落ち着いてしっかり装着しましょう。
「性行為の際に痛みがある」「どうしてもコンドームが外れる」といった場合には、専門医のいる医療機関に相談してみてくださいね。