包茎手術の術後の経過|日常生活のケア方法と注意点を解説

【この記事で分かること】
- 包茎手術の術後の経過
- 包茎手術の術後に行う陰部のケア
- 包茎手術の術後にやってはいけない日常生活のポイント
- 包茎手術の術後に気を付けたい「自分の気持ち」のケア
- 包茎手術の術後に再受診を考える症状
この記事を読んで、包茎手術の術後に対する不安が軽減し、理想の自分に近づく手助けになれば幸いです。
包茎手術の術後における経過の目安
包茎手術の術後は以下のような経過をたどるでしょう。
時期 | 経過と過ごし方 |
手術当日 | ・創部から出血しやすい・陰部に包帯を巻いた状態で過ごす・手術の麻酔が切れたら痛みが出ることもある |
術後1~3日目 | ・出血や感染リスクが高い・身体に負担をかけないように過ごす・痛みがある場合は痛み止めを内服する |
術後4~7日目 | ・痛みが続くこともある・手術の傷がだんだんとふさがってくる |
術後8~10日目 | ・術後1週間ほどで包帯がとれる・経過が良ければ抜糸をする・溶ける糸で縫合した場合は糸が取れてくる(10~14日ごろ) |
術後11日目以降 | ・傷の経過をみるための受診をする・陰茎の皮膚が腫れることがある(術後2~3週間ごろまで) |
包茎手術では陰部を切って縫合しているため、完全にくっつくまで時間がかかります。治る過程として痛みや腫れといった炎症が生じています。
術後から症状が落ち着くまでは約10日が目安です。手術を実施する前にあらかじめ術後の経過について理解しておきましょう。
包茎手術の術後に行う陰部のケア
包茎手術の術後に行われる陰部の適切なケアの方法は以下の通りです。
陰部のケア | 方法 |
包帯を巻く | ・力をかけず優しく巻く(うっ血を防ぐため)・先端はあけておく(排尿を邪魔しないため)・汚れたらこまめに交換する(清潔を保つため) |
軟膏を塗る | ・抗生剤の軟膏を塗布する(術後の感染予防のため)・医師の指示に従い、用法、容量を守る(副作用を予防するため) |
抜糸の対応 | ・毎日傷のふさがり具合を確認する |
術後だと陰部の傷口から細菌が入り、感染を引き起こすリスクがあります。そのため包帯や軟膏などで清潔な状態を維持しています。
また傷が治るためには血液が循環する必要があります。包帯をきつく締めてしまうと、陰部がうっ血してしまうため治りがおそくなる可能性もあるでしょう。
出血や細菌感染のリスクを抑えるためにも、病院で指導を受けた通りに術後のケアを行うことが大切です。
包茎手術の術後にやってはいけない日常生活の3つのポイント
包茎手術の術後から手術前と同じような生活が送れるまでに、3〜4週間ほどかかるとされています。
傷の治るスピードには個人差がありますが、日常生活が乱れていると陰部の回復に時間がかかるかもしれません。
術後に日常生活でやってはいけないポイントは以下の通りです。
- 身体に負担をかける
- 自己判断で処置や薬を中止する
- 陰部への血流を極端に良くさせる・悪くさせる
それぞれ詳しく解説します。
身体に負担をかける
包茎手術の術後は、身体に負担をかける行動をできるだけ控えましょう。
術後の傷口はとてもデリケートなため、少しの動きや刺激でも傷口が開く可能性があります。
身体に負担をかける行動と再開の目安は以下の通りです。
- 重い荷物をもつ:医師と相談
- 激しい運動をする:1ヶ月
- 自転車やバイクの運転:1ヶ月
他にも、履いてるパンツやズボンが擦れても傷口には負担がかかります。
日常生活のちょっとした行動でも細心の注意を払う必要があります。
仕事の内容によっては、傷口に負担がかかる行動を避けられない可能性もあるでしょう。
事前に休みをとっておくか、主治医と相談して対応策を考えるようにしてみてください。
自己判断で処置や薬を中止する
包茎手術の術後、傷の治りを早くするためには自宅での適切な処置が欠かせません。
陰部に巻く包帯は、傷口を保護する役割があります。自己判断で外してしまうと、陰部から出血したり、菌が入って感染したりします。
細菌感染を起こした場合、傷口の治りが遅れるだけではなく、菌が全身にまわり重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
状態が落ち着くまでは包帯は外さずに清潔にたもつようにしましょう。
また、病院から処方された抗生物質は、陰部の炎症を抑える効果があります。中断すると痛みや腫れがなかなか引かない場合もあるため、処方された分は必ず使用するようにしてください。
陰部への血流を極端に良くさせる・悪くさせる
包茎手術の術後、血流が良くなると出血や傷口が開くリスクがあるため、血流を良くする行動は控えましょう。
血流を良くする行動と再開の目安は以下の通りです。
- 飲酒をする:10~14日目
- 湯船につかる:3日目
- 性行為をする:3週間~4週間
あくまでも目安ですので、手術を受けた病院の指示に従うようにしましょう。
一方で、血流が悪くなった場合は、陰部のうっ血や傷の治りが遅くなる可能性があります。
血流が悪くなる行動は、身体にフィットした締め付けの強い下着やズボンの着用です。
血流の変化を確認するのは難しいですが、紹介したポイントを意識してみてください。
包茎手術の術後に気を付けたい「自分の気持ち」のケア
包茎手術の術後、気になる症状や心配があり悩むことがあるかもしれません。
「手術して良かったのだろうか」と不安になることもあるでしょう。
ただ、悩みや不安を1人で抱えてしまうとストレスとなり、日常生活にも支障をきたしてしまう可能性があります。
もし、術後に気になる症状や悩み、不安がある場合は手術を受けたクリニックにて相談しましょう。
もし信頼できる相談相手がいれば、話をしてみるのも良いかもしれません。包茎手術の術後は、身体だけではなく気持ちのケアも大切にしてくださいね。
包茎手術の術後に再受診を考える症状3つ
包茎手術の術後、傷口の異常を放っておくと、陰部の感覚がおかしくなったり、皮膚が壊死したりなどの重大な後遺症につながる恐れがあります。
以下のような症状がある場合は、我慢せず手術を受けた病院を受診しましょう。
- 痛みが続く
- 出血が続く
- 皮膚が裂けている
それぞれ見ていきます。
傷口の痛みが続く
包茎手術の術後の痛みは数日で治まり、鎮痛剤の内服で我慢できる程度と言われています。
もし2週間ほど経過しても痛みが続いている場合は、細菌感染を起こしている可能性があります。
陰部の熱さや腫れなどの症状がないか確認し、クリニックへの相談を検討しましょう。
傷口から出血が続く
包茎手術の術後、包帯ににじみ出る程度の出血はありますが、経過とともに出血は落ち着いてくるでしょう。
もし出血がいつまでもだらだらと続いていたり、下着や衣服まで染み出るくらい出血している場合は、傷口が開いている可能性があります。
自身で対応するのは難しいため、出血があるときはすぐにクリニックに連絡してみてください。
傷口が開いている
包茎手術の傷口は、完全にふさがるまでに3〜4週間かかると言われています。
抜糸前はとくに傷口が開きやすく、日常生活のちょっとした刺激で開く可能性も否定できません。
傷口が開いている状態は、菌が入りやすく細菌感染を起こしやすい状態です。
また、傷口が開いている状態を放っておくと、再手術で傷を閉じるときに皮膚がよじれたり、皮膚が突っ張って痛みを感じるようになることがあります。
抜糸の時期は病院により異なりますが、傷口が開いている場合は病院に早めに相談しましょう。
まとめ
この記事では、包茎手術の術後の経過やケアについてご紹介しました。
【この記事のまとめ】
- 痛みや出血は数日で治まることが多い
- 陰部の清潔を保つことや身体に負担をかけないことが大切である
- 自分のメンタルケアも必要である
- 痛みや出血などの症状が長引いたり悪化した場合は再受診を検討する
包茎手術の術後しばらくは日常生活で制限はありますが、良好な経過をたどると、包茎に対して抱えていたストレスが解消し、快適な生活が待っているでしょう。
術後に気になる症状や不安がある場合は、早めに医師の診察を受け、症状の対応について相談してみてくださいね。