包茎手術で痛いのはいつ?痛みの原因と経過からわかる対処法

【この記事でわかること】
- 包茎手術で痛いタイミングと対処法
- 包茎手術後の痛みの経過
- 包茎手術で痛い原因
- 痛みへの配慮があるクリニック選び
- 包茎手術以外の治療法
包茎手術で痛い4つのタイミングと対処法
包茎手術の主な痛みの程度は、以下の4つのタイミングによって異なります。
- 手術の痛み|ほとんど感じない
- 麻酔の痛み|表面麻酔で痛みが軽い
- 術後の痛み|麻酔が切れるとズキズキ痛い
- 抜糸の痛み|抜くときに少しチクチクと痛
痛みの程度には個人差があります。
タイミングを知っておけば、痛みがあっても冷静に対処できるでしょう。
手術の痛み|ほとんど感じない
包茎手術は陰部への部分麻酔で行われるので、手術中の痛みはほとんどありません。
歯医者で歯茎に麻酔をしたときのイメージに近く、陰部の感覚が鈍くなることで、以下のような違和感程度に痛みが抑えられます。
- 触られている感覚
- 皮膚が引っ張られる感覚
- 切られているような感覚
しかし、部分麻酔では意識があるので、手術中に皮を切る音やメスを置く音に不安を感じることもあるでしょう。
全身麻酔やガス麻酔などを使用して眠った状態での手術もできるので、痛みの不安が強いときは、麻酔の方法についても医師に相談してみてください。
麻酔の痛み|表面麻酔で痛みが軽い
包茎手術では陰部に部分麻酔をしますが、いきなり注射をすると陰部に強い痛みを感じるかもしれません。
そのため、事前に「リドカイン」などの麻酔薬を含んだテープやジェルなどで、陰部に表面麻酔をします。
陰部の感覚が鈍くなるので、麻酔注射での痛みを抑えられるでしょう。
リドカインテープの研究では、テープを貼ると「針を刺すとき」と「薬剤を注入するとき」の痛みが少なくなったと報告されています。
また、陰部は敏感な部分なので、麻酔注射では以下のような工夫もされています。
- できるだけ細い針を使う
- 薬剤をゆっくり注入する
- 麻酔が効いた部分から徐々に広げる
ただし、表面麻酔には個人差があるので、針を刺すときに「ちくっ」としたり、薬を注入するときに「じわっ」とした痛みを感じることもあるでしょう。
麻酔注射での痛みを最小限にするために、手術では表面麻酔の効き具合を医師に伝えることが大切です。
術後の痛み|麻酔が切れるとズキズキ痛い
手術が終わって3〜4時間ほど経つと麻酔が切れるため、陰茎や亀頭部分がズキズキと痛む可能性があります。
痛みの主な原因は、陰部を切ったことで生じる「炎症」です。
術後2〜3日程度は痛みのピークが続きます。
1〜2週間ほどかけて徐々に痛みはなくなりますが、痛みが強いときは「痛み止め」で対処します。
また、皮を切って露出した亀頭がパンツに擦れると、痛みを感じるかもしれません。
2〜4週間ほどで慣れるケースが多いですが、痛みが強いときは包帯を巻いたり、陰部が動かないきつめのブリーフパンツを履いたりするのがよいでしょう。
抜糸の痛み|抜くときに少しチクチクと痛い
包茎手術では切った陰部の傷口を治すために、糸で皮を陰茎に縫い付けます。
傷口が十分にくっついたタイミング(術後2週間ほど)で糸を抜きますが、ちくちくとした軽い痛みの程度で終わるでしょう。
しかし、以下のようなケースでは、通常より痛みを感じるかもしれません。
糸をきつく縫い付けている
治りが早くて糸が皮膚に埋もれている
「抜糸がいらない溶ける糸」や「抜きやすいナイロンの糸」を使えば、抜糸の痛みを軽くできるので、痛みが不安なときは手術前に医師と抜糸について相談してみてください。
包茎手術後の痛みの経過
包茎手術後の痛みの経過を、以下の4つのタイミングに分けて解説します。
- 当日|麻酔が切れると痛い
- 1〜3日目|腫れや出血で痛い
- 1〜2週間目|制限や痛みが軽い
- 3〜4週間目|制限や痛みがほとんどない
手術方法や使用した麻酔の量によって、痛みの経過には個人差があります。
痛みを長続きさせないために、術後の痛みで不安を感じたときはすぐに担当の医師に相談しましょう。
当日|麻酔が切れると痛い
手術が終わって3〜4時間ほど経つと麻酔が切れるので、手術で切った陰部にズキズキとした痛みを感じる可能性があります。
皮や陰茎の傷口から出血することもありますが、包帯が少しにじむ程度であれば問題はないでしょう。
当日〜3日目までは、炎症による痛みがピークです。
手術直後は病院やクリニックで処方された「痛み止め」を服用し、痛みをコントロールしながら安静に過ごしましょう。
1〜3日目|腫れや出血で痛い
術後1〜3日目までは炎症が続いている期間なので、強い痛みが発生します。
傷が治る過程として、腫れや軽い出血なども続くことが多いです。
血流が良くなりすぎると炎症が長続きするので、入浴や運動などの生活の一部に制限がかかります。
身体を軽く動かす程度の仕事や自動車の運転などはできますが、できるだけ陰部に刺激を与えないように意識しましょう。
4日目以降でも徐々に痛みが強くなっているときは、早めに手術を受けた病院やクリニックに相談してみてください。
1〜2週間目|制限や痛みが軽い
包茎手術から1〜2週間が経つと炎症がおさまり、陰部の痛みが軽くなります。
なかには、腫れや軽い出血が続くケースもありますが、痛みが強くなければ問題ないでしょう。
ただし、亀頭がパンツに擦れる不快感は続きやすいので、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
入浴や軽い運動が許可され始めますが、性行為や激しい運動をすると再び炎症を引き起こし、痛みが再発することもあります。
術後1〜2週間のタイミングでは痛みの再発を予防するために、医師からの注意を十分に聞いたうえで生活しましょう。
3〜4週間目|制限や痛みがほとんどない
包茎手術から3〜4週間が経つと、ほとんどの方が陰部の痛みを感じなくなるでしょう。
腫れや出血がなくなれば、入浴や運動の制限もなくなります。
手術から1ヶ月が経てば、性行為やマスターベーションも許可が出やすいです。
また、亀頭がパンツに擦れる痛みにも慣れ、手術前と同じような生活ができるようになるでしょう。
しかし、痛みの経過には個人差があり、手術後の痛みで悩むケースもあります。
当院で行っている包茎手術では、術後の痛みに対するアフターフォローを徹底しています。
一人一人の不安な気持ちに寄り添った治療を提供するので、包茎で悩んでいるときはぜひ当院に来てみてください。
包茎手術で痛い3つの原因
包茎手術で痛い主な原因は、以下の3つです。
- 炎症が起きている
- 露出した亀頭が擦れている
- 医師の技術が不足している
包茎手術で痛くなる原因を知っておけば、手術前に対策ができるでしょう。
炎症が起きている
包茎手術で痛い主な原因は、陰部を切ったことで起きている「炎症」です。
傷口を早く治すために細胞が反応し、腫れや熱っぽさなどを引き起こします。
刺激を与え続けないための警告として「痛み」が出ると考えられているため、手術後の炎症による痛みはほとんど避けられません。
手術から約2〜3日は炎症が続くので、何もしなくてもズキズキ痛む可能性があります。
病院やクリニックで処方される「痛み止め」を服用しながら、炎症による陰部の痛みをコントロールしましょう。
露出した亀頭が擦れている
包茎は亀頭やカリ(陰茎と亀頭の境で盛り上がっている部分)が、陰部の皮に覆われている状態です。
亀頭やカリが刺激に慣れていないので、手術で露出した部分が直接パンツにあたると「痛み」として感じる可能性があります。
歩くときやしゃがむときなどの動くときに限らず、座っているときでも陰部に違和感があるかもしれません。
慣れるまでの期間には個人差があり、2〜4週間ほどかかる可能性があります。
亀頭が刺激に慣れるまでは、包帯やきつめのパンツで亀頭が擦れにくくすると痛みを減らせるでしょう。
医師の技術が不足している
包茎手術で痛い原因として、担当する医師の技術不足も原因のひとつです。
たとえば、以下のようなケースが考えられます。
- 麻酔の量が足りずに途中で切れる
- 麻酔薬の注入スピードが早すぎる
- 切る場所を間違えて炎症が長引く
皮の切りすぎによって勃起したときに陰部がつっぱる
医師の技術不足で手術に失敗すると、余計な痛みで辛い思いをする可能性があります。
痛みの少ない包茎手術を受けるにはクリニック選びが重要
包茎手術の痛みを最小限にするためには、技術の高い医師に担当してもらうことが大切です。
信頼できる病院やクリニックを選ぶときには、最低でも以下の4つを意識しましょう。
- 実績が豊富であること
- 痛みへの配慮があること
- アフターケアが手厚いこと
- カウンセリングが丁寧であること
手術後には少なからず、炎症による違和感や痛みが生じます。
医師の実績だけでなくアフターケアについてもチェックしておけば、術後の痛みに対する不安を減らせるでしょう。
包茎手術以外で痛みの少ない3つの治療方法
包茎手術以外で痛みの少ない主な治療方法は、以下の3つです。
- 軟膏
- 長茎術
- 亀頭増大術
自分にとって最適な治療法を判断するために、包茎手術以外の治療法を知っておきましょう。
軟膏
子供の真性包茎は、軟膏で改善する可能性があります。
ステロイド軟膏を塗ることで陰部の皮を柔らかくし、滑りが良くなって皮を剥きやすくします。
実際に、子供の真性包茎に「濃度0.12%の軟膏」を使うと、96.8%の症例で効果が認められました。
軟膏を使った治療では手術をしないので、炎症による痛みは感じないでしょう。
1日2回陰部の皮に塗ることで、半年以内に包茎が改善する可能性があります。
しかし、研究で効果が認められたのは1〜12歳までなので、思春期(18歳頃)を過ぎた大人にはあまり効果がないかもしれません。
長茎術
長茎術は体内に埋もれている陰茎を、手術によって外に引き出す治療法です。
陰部の皮に対して中の陰茎が長くなるので、仮性包茎が改善する可能性があります。
手術では陰茎の付け根から3cmほどお腹に近い部分を切り、陰茎を固定している組織を切って陰茎を引き延ばします。
直接陰茎を切らないので、陰部の痛みが不安なときの選択肢のひとつです。
ただ、陰部に近いお腹部分を切るため、手術後に傷口が痛む可能性があります。
また、クリニックによって手術法が異なるうえに、包茎の状態によっても効果が変わります。
長陰茎術の必要性については、一度病院やクリニックに相談するのがおすすめです。
亀頭増大術
亀頭増大術はヒアルロン酸やシリコンなどの薬剤を亀頭に注入し、サイズを大きくする治療法です。
陰茎に対して亀頭が大きくなることで、カリが皮を止める役割を果たし、仮性包茎の改善が期待できます。
陰部を切らないので、包茎手術より手術時間が短く、傷口の痛みも生じにくいです。
ただし、亀頭に注射をするときや、麻酔で陰茎部分に注射をするときには、針が刺さる痛みや薬剤が注入される痛みを感じるかもしれません。
また、ヒアルロン酸などは半年〜1年程度で吸収される可能性があるので、亀頭のサイズ維持には繰り返し治療を受ける必要があります。
治療の痛みや費用もその都度発生するので、自分の包茎の状態にあった治療を受けるために、一度専門のクリニックで相談してみてください。
包茎手術の痛みに関するよくある質問
包茎手術が失敗するケースはある?
包茎手術で失敗するケースは、少なからずあります。
主な失敗パターンは、以下のとおりです。
遅漏になる
皮が突っ張る
陰部の皮が余る
陰茎に傷跡が残る
排尿しにくくなる
陰部が変形、変色する
陰部の血管が詰まって壊死する など
上記の主な原因は、医師の技術不足であることが多いです。
包茎手術で失敗しないためには、実績のある医師に担当してもらい、術前のカウンセリングで十分な説明を受けるようにしましょう。
包茎手術で痛みを感じる部分はどこ?
包茎手術では陰部に部分麻酔をするので、手術中はほとんど痛みを感じません。
ただし、包茎手術の前後では、主に以下の部分で痛みを感じる可能性があります。
皮を縫い付けた陰茎
抜糸するときの陰茎
露出して擦れる亀頭
手術で切った陰部の皮
麻酔注射をする陰茎の根元
炎症の落ち着きや刺激への慣れで、1〜2週間ほど経つと痛みを感じにくくなるケースが多いです。
こちらの章で解説した術後の経過には個人差があるので、痛みが長く続いて不安なときは、手術を受けた病院やクリニックに相談してみてください。
包茎手術後の包帯がきついので外していい?
包茎手術の後は陰部に包帯を巻きますが、きつく感じても医師の指示があるまで外さない方が良いでしょう。
手術した部分の保護や止血のため、包帯はきつめに巻くからです。
手術部位の状況によって異なりますが、包帯を外せる時期は1〜3日後です。
出血や腫れ、亀頭が敏感すぎて痛い状態などが続くときは、15日ほど巻き続けることもあります。
しかし、包帯がきつすぎると、陰部の血流が悪くなりすぎる可能性もあります。
包帯がきつくて痛みや違和感が強いときは、担当の医師に相談して「巻く強さ」について相談してみてください。
まとめ
この記事では、包茎手術の痛みについて解説しました。
【この記事のまとめ】
- 包茎手術では部分麻酔をするので、手術中の痛みはない
- 手術前にテープやジェルを使って表面麻酔をするので、陰部への麻酔注射でも痛みが軽い
- 術後は炎症による痛みが1〜2週間ほど続くが、痛み止めでコントロールできる
- 抜糸の痛みは少ないが、溶ける糸や抜きやすいナイロン糸を使うとさらに痛みが少ない
- 刺激に慣れていない亀頭が手術によって露出すると、パンツで擦れて痛みを感じるかもしれない
- 包茎手術以外に軟膏や長茎術、亀頭増大術などで包茎の改善が期待できる
包茎手術では痛みを伴うタイミングがありますが、麻酔や痛み止めなどを使えば痛みを最小限に抑えられます。
それでも、自分にとって最適な治療法を選ぶのはなかなか難しいです。
包茎治療に不安があるときは、一度病院やクリニックに相談しましょう。
当院では、痛みに配慮した包茎手術を行っています。
麻酔の種類や手術方法など、少しでも不安な気持ちを減らす手段を提案するので、包茎で悩んでいるときは相談に来てみてください。