オナ禁は効果がないのか|メリットややり方について解説

自慰行為を自分の意思で行わないようにする「オナ禁」 「男性ホルモンが増えてモテる」「活力のある毎日が送れるようになる」などと聞き、興味を抱いているのではないでしょうか。 結論、オナ禁に話題に上がるような効果は、科学的にはほぼ認められていません。それどころか、誤った知識のもとにオナ禁を続けると、健康に悪影響が出る可能性も考えられます。

【この記事の内容】


  • オナ禁とは
  • オナ禁のメリット
  • オナ禁のデメリット
  • オナ禁のやり方
  • 正しい自慰行為のやり方
  • 男としての自信を高める方法

この記事によって得られるオナ禁の正しい知識が、自信を持って健康的な生活を送る助けになれば幸いです。

オナ禁とは

オナ禁とは「オナニー(自慰行為)を禁止する行為」を略した言葉です。
「射精しないこと」とほぼ同じ意味になるため、オナ禁では、実際の性行為も禁止する風潮がみられます。
実は、オナ禁の効果といわれる以下の変化に、医学的な根拠はありません。

  • 薄毛が治る
  • ニキビが治る
  • 女性にモテる
  • 体臭がよくなる
  • 筋肉がつきやすくなる
  • 自信がついて活動的な毎日を送れる

噂されている効果の多くは「オナ禁をすると男性ホルモンであるテストステロンの量が変化し、身体に良い影響を与える」という考えによるものです。
テストステロンはニキビや体臭、筋肉の増大などに関与するため、オナ禁によってテストステロン量が変化すれば、身体に良い影響があると考えたのでしょう。
オナ禁がテストステロンを増やしたという研究結果もありますが、調査データの規模が少なく、どこまで信用してよいかは疑問が残ります。
また、オナ禁が実際にニキビや薄毛、体臭などに直接影響を与えるという科学的な根拠もありません。
性に関する内容はタブー視されやすいため、具体的な調査はされていないのが現実です。
「オナ禁をしたらニキビが治った」「男らしくなってモテるようになった」などという話は、あくまでも個人の感想です。
医学的な根拠に欠ける内容がないため、全面的に信頼するのは避けるべきでしょう。

オナ禁の3つのメリット

実際に起こりうるオナ禁のメリットは、以下の3つです。

  • 精子量と精液量が増える
  • 「オナ禁する」という強い意志で精神力が強くなる
  • オルガスム後症候群 (POIS) が改善する

順番に説明していきます。

精子量と精液量が増える

不妊治療の研究により、オナ禁をすると「精液量」と精液中に含まれる「精子量」が増えることが分かっています。
特に5日以上射精を行わない場合、精子量は明らかに増加したとされています。
しかし、妊娠を考える場合、精子量が多ければよいというわけではありません。いくつかの研究では、人工授精における妊娠率を高めるには、長すぎる禁欲より3日未満の禁欲が効果的との結果が報告されています。
つまり、5日以上のオナ禁は、精液量と精液中に含まれる精子の量を増やす効果はあるものの、妊娠率が高まるわけではないといえるでしょう。

精神力が強くなる

「オナ禁する」という強い意志を持って毎日を過ごせば、自制心や精神力が鍛えられる可能性があります。
「禁煙」「断酒」などのように「オナ禁」も、やり遂げるには強い意志が必要です。
精神論ですが、自分の性欲をコントロールして自慰行為を我慢できれば、自制心が鍛えられます。最終的には「大変なことをやり遂げた」という自己肯定感の向上も期待できるでしょう。

オルガスム後症候群 (POIS) が改善する

オルガスム後症候群 (POIS) は、射精後に体調が悪くなる非常に珍しい病気です。
アレルギーを始めとする免疫系の関与が疑われていますが、原因はまだ明らかになっていません。

オルガスムス後症候群になると以下のような症状があらわれ、男性の性行為に大きなストレスを与えます。

  • 集中力の低下
  • 極度の疲労
  • 刺激に弱くなる
  • 筋力が下がる
  • インフルエンザのような症状

射精後、極端に体調が悪くなる場合はオルガスム後症候群 (POIS) を疑い、泌尿器科へ相談してみてください。

オナ禁の4つのデメリット

オナ禁には、以下4つのデメリットがあります。

  • 前立腺がんのリスクが上がる
  • 精子の質が低下する可能性がある
  • 勃起力が低下する
  • 早漏になりやすくなる

デメリットを知らずにオナ禁をすると、健康に害が出る可能性もあるため危険です。内容をもとに、オナ禁のリスクも知っておきましょう。

前立腺がんのリスクが上がる

オナ禁は、前立腺がんのリスクを上げる可能性があります。
前立腺がんとは、膀胱の近くにあり射精や排尿を調整する「前立腺」にできるがんのことです。
アメリカで行われた研究によると、月4〜7回しか射精しない人は、月に21回以上射精する人よりも前立腺がんのリスクが高かったという報告があります。
オナ禁で射精を我慢するのは身体によいどころか、がんのリスクを上げて健康を害する可能性もあるのです。

精子の質が低下する可能性がある

長い間オナ禁すると、精子に含まれる「DNAの質」が悪くなる可能性があります。
オナ禁で精子の量や精液量は増えますが、含まれるDNAの質は落ちるのです。なお、オナ禁が「精子の運動量」や「形」に与える影響については、明確な見解が出されていません。
精子の質を考えると、オナ禁の期間は数日に留めることをおすすめします。

勃起力が低下する

勃起回数が極端に減少すると、勃起で膨らむ「陰茎海綿体」というスポンジのような組織の柔軟性が低下し、勃起しにくくなる可能性があります。
オナ禁をしている間は自慰行為をしないため、陰茎が勃起する回数は減少します。結果的に陰茎が勃起しない状態が普通になり、勃起力が落ちるのです。
寝たきりになると筋力が低下して歩けなくなるのをイメージすると、分かりやすいかもしれません。
「オナ禁を続けたら勃起しにくくなった」とならないよう、オナ禁のしすぎで簿記する機会が減少するのは避けましょう。

早漏になりやすくなる

オナ禁によって陰茎に刺激を与えない状態が続くと、陰茎が刺激に敏感になり、少しの刺激で射精する「早漏」になる可能性があります。
早漏になると、挿入してもすぐに射精してしまい、パートナーに十分な快感を与えられません。
早漏の悩みがある人は、適度に自慰行為をして射精のコントロールを身につけるのもおすすめです。

オナ禁のやり方

オナ禁に正しい方法はありません。
いつも習慣として行っている自慰行為を我慢しましょう。
オナ禁を続ける方法をいくつか紹介します。

  • 普段自慰行為に使っている動画や雑誌を見ない
  • 自慰行為をしたくなったら筋トレやランニングをしてみる
  • 毎日予定を入れて忙しくして、オナ禁のことを考えないようにする

オナ禁のことを考えてしまうと「やりたいのにできない」という気持ちが高まり、失敗率が高まります。
運動や勉強、新しい趣味などを見つけ、自慰行為をしていた時間を他のものにあててみてください。

男としての自信を高めるなら包茎手術もおすすめ

男としての自信を高めるなら、自分の陰茎に自信を持つのもおすすめです。
「仮性包茎で性行為に自信がない」「陰茎が小さくて人に見せたくない」などの悩みは、日帰り手術で解消できます。
代表的な陰茎の手術方法は「包茎手術」「長茎術」「亀頭増大術」の3種類です。

  • 包茎手術:余っている包皮を切除してずるむけにする手術
  • 長茎術:身体の中に埋もれている陰茎を引き出して長くする手術
  • 亀頭増大術:亀頭にヒアルロン酸を入れてカリ高にする手術

3つの手術は、どれもヒゲ脱毛や歯の矯正治療などと同じ「自由診療」です。
自分の悩みに合わせて、医師と相談の上で治療方法を相談できます。
オナ禁には、噂されるような「男としての自信が高まる」「異性にモテる」などの医学的根拠はありません。効果があるか分からないオナ禁よりも、自分の陰茎に自信を持つための治療を受けるのもおすすめです。

オナ禁に関するよくある質問

自慰行為は身体に悪いの?

正しい方法で行えば、自慰行為が身体に悪影響を与えることはありません。

「自慰行為は悪いこと」と思われがちなのは、昔から続く「性のタブー視」が原因です。そのため、医学的には自慰行為に問題はないのです。

また、回数が多いことを気にする必要もなく「やりすぎで頭が悪くなる」という心配も無用です。参考

オナ禁はニキビに効果ある?

オナ禁によってニキビが改善するという科学的根拠はありません。

なかには、ニキビ改善が個人の体験談として報告されているケースがありますが、ニキビには、以下のような基本的な生活習慣も大きく関与します。

バランスのよい食生活
十分な睡眠
適切な運動

ニキビの改善を期待する場合は、生活習慣を整え、皮膚科への受診をおすすめします。

正しい自慰行為のやり方はある?

自慰行為は、陰茎を手で軽く握り、上下に動かして刺激する方法が一般的です。

「このようにしなければならない」という決まりはないものの、強すぎる刺激は避け、優しく行うようにしてください。

なぜなら、自慰行為の刺激が強すぎると、自慰行為では射精ができても女性の膣内で射精ができない「膣内射精障害」を引き起こす可能性があるからです。

特に、うつ伏せ状態で床や布団に陰茎を押し付ける「床オナ」と呼ばれる自慰行為は、膣内射精障害のリスクが高いため避けましょう。

オナ禁を1ヶ月続けたらどんな効果がある?

基本的に「〇日続けたらオナ禁の効果が出る」ということはありません。

医学的には、1ヶ月のオナ禁にどのような効果があるかは調べられておらず、射精しない期間が続くのは前立腺がんのリスクを高めるとさえいわれています。

強いて言えば「1ヶ月オナ禁に成功した」という精神的満足感が得られ、自己肯定感が高まることは期待できるでしょう。

まとめ

この記事では、オナ禁のメリットやデメリット、やり方などについて解説しました。

【この記事のまとめ】

  • オナ禁とは、自慰行為を禁止すること
  • 「ニキビが治る」「薄毛が治る」「体臭がよくなる」などの効果は科学的に認められていない
  • オナ禁で良いことがあったというのは、個人の感想である
  • オナ禁のメリットは「精子・精液量が増える」「精神力が強くなる」「オルガスムス後症候群が改善する」の3つ
  • オナ禁のデメリットは「前立腺がんのリスク上昇」「精子の質低下」「勃起力の低下」「早漏になりやすい」の4つ
  • オナ禁に正しい方法はないが、運動や新しい趣味などを見つけて自慰行為を思い出さないようにすると続きやすい
  • 自慰行為をする際は、優しい力で行うように注意し、床に陰茎をこすりつける「床オナ」は避ける
    男としての自信を高めるならオナ禁よりも包茎手術がおすすめ

オナ禁は、習慣的に行っている自慰行為を我慢することです。オナ禁でよくいわれる「ニキビが治る」「薄毛が治る」「体臭がよくなる」「異性にモテるようになる」などに、科学的な根拠はありません。
オナ禁は「精子・精液量が増える」「精神力が強くなる」などのメリットよりも「がんリスクの上昇」「勃起力の低下」などのデメリットの方が大きいと考えられます。もし、男性としての自信を高めようとしてオナ禁を考えているのなら、陰茎の見た目を整えて自信を高める手術もおすすめです。
陰茎の見た目を整える手術は、おもに「包茎手術」「長茎術」「亀頭増大術」の3種類です。3つの手術は健康保険が適用されない「自由診療」で、自分の希望や悩みに合った治療を受けられます。
陰茎に自信が持てるようになれば、男としての自信がアップして魅力的な男性に近づきます。
治療が気になる方は、ぜひ当クリニックまで気軽にご相談ください。