湾曲ペニスの治し方は?手術が必要な目安と放置するリスクを解説

【この記事でわかること】
湾曲ペニスのメカニズム
湾曲ペニスの原因
湾曲ペニスを放置するリスク
湾曲ペニスの治し方
湾曲ペニスの手術が必要な目安
この記事が湾曲ペニスを理解し、改善するための手助けとなれば幸いです。
【ちんこが曲がってる?】湾曲(屈曲)ペニスとは
湾曲ペニスとは、勃起時にまっすぐにならず、途中または根元から曲がるペニスを指します。
曲がる方向は上下左右で個人差があります。平常時は目立ちにくく、勃起時に曲がりが大きくなるケースが一般的です。
ペニスが湾曲するのは「白膜」が関係しています。白膜は、海綿体に血液が集まって勃起した際に伸び縮みして、陰部から血液が逃げるのを留める役割があります。
勃起時に膨張しますが、全方向にバランスよく伸びるとは限りません。膨らみ方が不均衡な場合、左や右に傾いてしまうのです。
湾曲の程度によっては、性行為時に挿入が難しくなるほか、摩擦によって自分やパートナーに痛みが生じます。
また、ペニスが曲がっていると見た目のコンプレックスを抱き、自信を失う方も少なくありません。
湾曲(屈曲)ペニスの原因
湾曲ペニスの原因には、先天性と後天性の2つのタイプがあります。
タイプ | おもな原因 | 特徴・症状 |
先天性 | 「陰茎海綿体」の不均衡な発育 | ・出生時には目立たない・成長して勃起時に気づくことが多い |
後天性 | ペロニー病 | ・白膜内にしこりができ膨張バランスが崩れる・湾曲が生じる・ペロニー病は、中高年で発症しやすい |
先天性の湾曲は多少の曲がりであれば問題ありません。
ただ、後天性の場合は痛みが生じたり、他の病気が隠れていたりする可能性もあります。陰部に違和感を覚えたらすぐに病院を受診してみてください。
湾曲(屈曲)ペニスを放置する3つのリスク
湾曲ペニスを放置すると、おもに以下の3つのリスクがあります。
- 性行為時に挿入がしづらい
- パートナーに性交痛を与える
- EDの原因になる
湾曲ペニスは自分だけでなく、パートナーにも影響を与えます。放置するリスクを知っておきましょう。
性行為時に挿入がしづらい
湾曲ペニスは、勃起時に陰茎が上下や左右に曲がるため、挿入がスムーズに行えないケースがあります。
正常な角度と異なるため、体位や体の向きなど挿入時に工夫が必要です。また、挿入できたとしても抜けやすくなります。
挿入が上手くいかないと、性行為に対して不安を感じる方もいます。
パートナーに性交痛を与える
湾曲ペニスは、挿入後にパートナーに痛みを与えるリスクがあります。
ペニスが曲がっていると挿入時に皮膚同士が擦れたり、特殊な形によって膣内部に強い刺激を与えたりします。
女性側だけでなく、男性側も亀頭部分に摩擦を受けやすく、痛みを感じやすいです。
ED(勃起不全)の原因になる
ペニスの見た目や機能に対するコンプレックスがストレスとなり、精神的な要因によるEDを引き起こすケースもあります。
また、勃起時に痛みを伴うほどの湾曲の度合いが強い場合も、自慰行為や性行為ができない苦悩からEDの原因になり得ます。
勃起が痛みや不安と結びつくと、勃起すらできなくなるため、放置せず早めの受診を検討しましょう。
湾曲(屈曲)ペニスの治し方
湾曲ペニスの治し方は、大きくわけて以下の3つです。
- 【手術】切る方法
- 【手術】切らない方法
- 【器具】器具の装着で矯正する方法
それぞれメリットやリスクが異なるため、どの方法を実施するかは医師と相談しながら決めてみてください。
【手術】切る方法
「切る手術」は、ペニスの湾曲原因となる白膜を修正する方法です。
曲がりの原因となる白膜の一部を削り、縫い合わせてまっすぐにします。
手術後に白膜が自然に癒着するため、再発のリスクが抑えられます。
手術後は数日〜1週間程度、軽い痛みや腫れが伴いやすいです。
【手術】切らない方法
「切らない手術」は、曲がりと反対の部分を糸で縫い縮めることでペニスの湾曲を緩めます。
身体への負担を抑えたい方や、血液をサラサラにする抗凝固薬を飲んでおり切開が難しい方におすすめです。
切開を伴わないため、術後の回復が早い一方、再発のリスクがやや高いとされています。
溶けない糸を大量に使用するため、陰部に異物感が残る可能性もあります。
【器具】器具の装着で矯正する方法
矯正器具を使用する方法は、手術以外に湾曲を改善する選択肢のひとつです。
しかし、器具の効果が現れるまでには長い期間がかかります。
装着による痛みや不快感が生じる場合もあり、途中で断念する人も多いです。
湾曲が改善する可能性はありますが、デメリットもあるため積極的には使用されていません。
そのため、湾曲ペニスを治す一般的な方法は手術であると考えておきましょう。
湾曲(屈曲)ペニスの見分け方
湾曲ペニスの手術の必要性は、日常生活や性行為における支障の有無が判断基準となります。
以下に当てはまるようであれば、手術を検討しましょう。
- 挿入が難しい
- 挿入後に抜けやすい
- 女性が性交痛を感じる
- 体位の制限がある
性行為の経験がない場合でも、将来的に支障が予想される場合には、手術の検討が必要です。
手術が必要な目安は、勃起時の湾曲角度が地面と水平にした状態から30度以上あるケースです。
また、下方向であれば、水平の状態から15度程度の湾曲でも性交障害が起こる可能性があります。
勃起時の痛みや心理的なコンプレックスも、ED(勃起不全)の原因になるため、気になる際は早めに医療機関で相談してみましょう。
湾曲(屈曲)ペニスに関するよくある質問
湾曲ペニスは何科を受診すればよいのでしょうか
湾曲ペニスは、泌尿器科を受診するのが一般的です。
泌尿器科であれば、男性器の構造や機能に関する専門的な知識を持った医師が在籍しています。
陰部関連はまず泌尿器科に相談してみてください。
まだ成人していない場合、成長すれば湾曲ペニスは治りますか
先天性の湾曲ペニスの場合は、成長期に湾曲の状態が変化する可能性はあります。ただ、後天性の湾曲は自然には治りません。
手術が早すぎると成長に伴って陰部が成長した際に、再び手術が必要となるかもしれません。
手術を検討する目安としては、15歳ころからと考えましょう。
誤ったオナニーで湾曲ペニスになることはありますか
基本的にオナニーが湾曲の原因となることはありません。
ただし、ペニスに必要以上に力をかけたり、無理な曲げ方をしたりすると海綿体が傷つくおそれがあります。
怪我をするのと同じように、海綿体も傷がつけば治った際に硬くなることがあり、硬くなった箇所から多少ペニスが曲がる可能性はあるでしょう。
まとめ
この記事では、湾曲ペニスのリスクや治し方について解説しました。
【この記事のまとめ】
- 湾曲ペニスとは、勃起時に左右や上下に曲がるペニスのこと
- 湾曲ペニスになる原因には、先天性と後天性がある
- 曲がりの度合いが強い湾曲ペニスは、性行為に支障が出るケースがある
- 湾曲ペニスが原因で、性行為時にお互いに痛みを感じる可能性がある
- 湾曲ペニスの治療方法は、手術が一般的
湾曲ペニスは、自分だけでなくパートナーにも影響を与える可能性があります。
とくに、後天性の湾曲ペニスの場合、重大な病気が原因であるケースも考えられるため、病院の受診を検討しましょう。
自分のペニスが曲がっていて性行為に不安があるという方や気になることがあるという方は、一度クリニックに相談してみてくださいね。