B型肝炎

|B型肝炎とは

◉B型肝炎について

B型肝炎は、血液や体液を通じてB型肝炎ウイルスに感染し、肝臓の炎症を引き起こす病気です。
注射や輸血、医療現場での血液接触により感染します。
また、唾液や涙、精液などの体液からも感染するので、性行為でもB型肝炎を発症する可能性があります。
B型肝炎の分類は、以下の2つです。

  • 一過性感染:一時的な感染で自然に治るもの
  • 持続感染:ほぼ生涯にわたって感染した状態がつづくもの

とくに、3歳未満の乳幼児は持続感染になりやすく、症状が悪化すると慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんなどを発症する可能性があります。

|B型肝炎の原因と感染経路

◉B型肝炎の原因と感染経路

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染して発症する病気です。
感染経路は「垂直感染」と「水平感染」に分けられます。
それぞれの詳細を以下の表にまとめました。

昭和時代、集団予防接種での注射器の使い回しにより、B型肝炎ウイルスの感染が広がったと言われています。
また、当時は感染した母親から子供への垂直感染(母子感染)も多く確認されました。
現在は「感染防止対策」の強化により、垂直感染や輸血で感染する割合は減っています。
一方で、B型肝炎は唾液や涙、尿、精液などの体液からも感染するので、近年は性行為が原因での感染が多いです。

B型肝炎の症状

症状が疑われる場合は受診しましょう!

◉急性肝炎|数週間〜6ヶ月

B型肝炎に感染して6ヶ月以内の時期、C型肝炎に感染して2~14週間の時期を経て起こす症状を「急性肝炎」と呼びます。
急性肝炎の時期に出やすい症状として、以下が挙げられます。

  • 倦怠感
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 発熱、関節痛
  • 褐色の尿(濃い烏龍茶)
  • かゆみ、蕁麻疹(赤色)
  • 目や皮膚の黄疸(黄色い変色)

症状は約1ヶ月で回復するケースが多いです。
しかし、なかには症状が6ヶ月以上もつづく場合があり、急激に肝炎が悪化する「劇症肝炎」を引き起こすと、脳や心臓などの全身に症状が出る可能性があります。
重症化すると肝臓移植が必要で、最悪の場合、死亡するケースもあります。

◉慢性肝炎|発症から6ヶ月以上

慢性肝炎になるのは、B型肝炎に感染して6ヶ月が過ぎた時期です。
ほとんどの場合は無症状ですが、症状がなくても他人に感染させる可能性があるので「無症候性キャリア」と呼ばれます。
慢性肝炎のおもな症状は急性肝炎と同じですが、肝硬変や肝臓がんになる可能性が高く、悪化すれば以下のような症状が見られます。

  • 腹水
  • 食道静脈瘤
  • 脾臓の腫大
  • 出血しやすさ
  • 消化管の出血
  • 手のひらの発赤
  • 肝性脳症(脳の機能の低下)
  • 皮膚にみられるくも状血管腫(クモの足のような形の血管)

慢性肝炎を発症した患者の約20%が、肝硬変や肝臓がんに進行すると言われており、年齢が若くても死亡するケースがあるようです。
発症する割合は、感染者の約5〜10%です。
とくに、子供が慢性肝炎を発症するリスクが高く、乳児で90%、1〜5歳で25〜50%が慢性化すると言われています。

|B型肝炎・C型肝炎の検査方法

B型肝炎の診断は、血液検査により行います。
検査では、血液中に抗原や、ウイルスに対抗する抗体があるかを調べます。
検査ができるタイミングは、感染が疑われる行為(血液の接触や性行為など)から約2〜3ヶ月が経った時期です。
検査が終わったら約1週間で結果がわかり、感染している場合は、医師と相談しながら治療をはじめます。

料金について

・B型肝炎 ベーシック検査 ¥6,500

B型肝炎に関するよくある質問

B型肝炎は完全に治る?

早めに治療をはじめれば完治する可能性が高いです。

 

しかし、体内にウイルスが残るケースが多いので、肝炎自体は完治できません。

 

薬物治療によって、症状を抑えたり、肝硬変や肝臓がんへの進行を防いだりするのが治療の目的です

B型肝炎にうつる確率は?

感染経路が1つではないので、うつる確率は不明です。

 

性行為で感染する可能性もありますが、確率に関する報告はありません。

健康診断でB型肝炎がわかる?

一般的な健康診断では、感染を確認できないでしょう。

 

診断には「HBs抗原」を調べる血液検査が必要ですが、通常の健康診断では抗原検査を実施しないからです。

 

ただし、オプションで検査を追加できる場合や、自治体によっては無料で検査できる制度もあります。

血液に触ってしまったらうつる?

患者の血液に直接触れると、感染する可能性があります。

 

患者の血液に触れたときは、以下の対処が必要です。

  • 石鹸と水で入念に手を洗う
  • B型肝炎免疫グロブリン製剤(ウイルスを打ち消す薬)を注射する
  • ワクチンを接種していなければ、すみやかに接種する

 

応急処置を行ったあとは、定期的に血液検査を行って経過を確認します。

 

B型肝炎になると性行為ができない?

B型肝炎・C型肝炎は、性行為での感染リスクが高い病気です。

 

パートナーを感染させるリスクもあるので、感染しているときは性行為を控えましょう。

 

ただし、治療の時期によっては、コンドームを使用しての性行為が許可される場合もあります。

 

それでも、感染リスクはゼロではないので、再開の時期については医師やパートナーと相談したうえで決めましょう

|治療の流れ

検査・治療のご予約

無料カウンセリングのご予約をお願いします。
ご予約はLINEで受け付けております。

診察・検査

来院後、診察を行い、患者様の状態を把握いたします。
その後、不安や悩みをすべてお伺いした上で、診察結果をもとに一人ひとりのご希望に沿った治療法・費用をご提案いたします。
当院は完全予約制によるプライベートクリニックですので、プライバシーに配慮した完全個室でご相談いただけます。
お気軽にご来院ください。

治療

当院ではあらゆる性病に対しての治療を兼ね備えております。
コンジローマの場合、外科手術となりますが、当日治療もご予約状況によって行うことが可能です。

お会計・経過観察予約

お会計は、各種クレジットカード、現金での支払いも可能です。
明細証と領収書をお出ししております。

結果の通知

後日結果の検査を受けられた方は約1週間後に検査結果をLINEで通知いたします。
結果を聞くためだけのご来院は必要ありません。