| 近畿大学医学部 | 卒業 |
| 日本大学大学院 | 卒業 |
| 医学博士号 | 取得 |
| 日大板橋病院 | 勤務 |
| 日大駿河台病院 | 勤務 |
| 川口市立病院 | 勤務 |
| 東松山市立市民病院 | 勤務 |
| 心身障害児総合医療療育センター | 勤務 |
| 横須賀市立市民病院 | 勤務 |
| 代官山美容外科 | 勤務 |
| 杏林大学病院(形成外科専攻医) | 勤務 |
FINクリニックは実際に包茎手術を提供しているクリニックであり、患者様一人ひとりの悩みに真摯に向き合い、常に最新の医療技術と知識を追求しています。当記事では、実際にほうけい手術を提供しているクリニックの目線からクリニックを徹底比較しています。
編集部ここからは、医療従事者であるFINクリニック編集部が以下の内容を解説します。
陰茎増大術と脂肪注入法の位置づけ
自家脂肪移植による陰茎増大術は、脂肪外科手術の直接的な応用として数年前から実施されている施術です。
陰茎増大術の目的は、陰茎のサイズを大きくし、その形状を改善することにあります。
患者が自身の陰茎に関して抱えるコンプレックスを軽減することに繋がります。
編集部結論、本術式は陰茎増大効果のみならず、包茎の改善・陰茎の延長効果などの症例も認められており、優れた泌尿器形成術の一つです。
陰茎増大術における脂肪の生着率は、他の部位と比較して比較的低いです。
実際に、術後3ヶ月で平均6割もの高い吸収率が認められました。
陰茎は、比較的吸収率が高いとされるバストの脂肪注入時(吸収期間2カ月)と比較しても、より吸収を受けやすい部位であることが示されています。
陰茎の皮膚とBuck’s fascia(ペニスの深部筋膜)の間という、本来脂肪組織が少ない部位に注入するため、高い吸収率が予想されていました。
特に、包茎の状態で増大術を施行した場合、包茎の程度を改善できることが明らかになっています。
また、脂肪により陰茎の退縮が防止されるため、陰茎延長効果も期待できるでしょう。
一般の陰茎延長術で懸靭帯を切離する方法では、勃起角度低下の可能性があるとされています。
勃起角度が低下する可能性のある一般的な陰茎延長術に比べ、本術式は患者の満足度が高い術式であるといえます。
脂肪注入による陰茎増大術の手術手順
編集部脂肪注入による陰茎増大術の手術手順は以下の通りです。
局所麻酔で実施(手術時間:約30分)
脂肪採取部位:腹部・大腿内側
使用器具:カニューレ径3–4mm、18G注射針
【手順】
- 脂肪採取
- 主に腹部や大腿部内側から、手動吸引によって脂肪採取
- 脂肪処理
- 2枚程度のガーゼを用いて濾過する要領で、抗生物質入りの生理食塩水で洗浄
- 陰茎への脂肪注入
- 処理済みの脂肪は注射器に入れられ、18Gの注射針を使用し、陰茎根部の1ヶ所から注入
- マッサージ+包帯固定
- 少量ずつ全周にわたって均等に注入
- まず背側と側面を中心に、その後腹側に注入
- 注入脂肪を均等にする目的で、手掌および手指を用いてマッサージが行われる
- 注入脂肪を均等に圧迫するため、伸縮包帯による圧迫固定をする(3日間)
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ①脂肪採取 | ・局所麻酔 ・腹部/大腿内側 ・直径3〜4mmカニューレ使用 ・18G注射針 |
| ②脂肪処理 | ・抗生物質入り生食で洗浄 ・ガーゼで濾過・水分除去 |
| ③脂肪注入 | ・陰茎根部1か所から全周に均等注入 ・塊を防ぐため少量ずつ注入 |
| ④マッサージ・圧迫 | ・手掌で均等マッサージ ・3日間伸縮包帯で圧迫固定 |
編集部感染リスクへの配慮から、複数部位からの脂肪注入は避けるべきであるとされています。
臨床データと患者背景
脂肪注入による陰茎増大術の臨床データと患者背景は以下の通りです。
- 症例:過去5年間で116例施行
- 年齢:20~63歳(平均39歳)
- 経過観察:0~3年3か月(平均2.7か月)
- 長期観察:50例(平均6.1か月)
- 一部症例で組織学的検討も実施
注入脂肪の生着率は、他の部位と比較して決して高くはありません。
術後3ヶ月で平均6割の高い吸収率が認められています。
編集部術後の効果として、陰茎の周径増加に加え、陰茎の延長効果も確認されています。
これは、脂肪により陰茎の退縮が防止された結果と考えることができるでしょう。
さらに、包茎の状態で増大術を施行した場合、その延長効果により包茎の程度を改善できるとされています。
症例によっては、埋没型の陰茎の改善や、以前のシリコンボール挿入による「凹凸の平坦化」といった形態改善の要望にも対応することが可能です。
症例報告からみる術後経過
本術式は、陰茎増大効果のみならず、陰茎延長効果も認められる優れた泌尿器形成術のひとつです。
注入された脂肪の容量は、水分の吸収・組織球による貧食現象・脂肪細胞の大きさの変化など、様々な要因により減少することが知られています。
今回の調査結果では平均約6割という高い吸収率が認められました。
陰茎の皮膚とBuck’s fascia(ペニスの深部筋膜)の間という、元々脂肪組織が乏しい部位に脂肪を注入するため、吸収率が高くなることが予想されています。
編集部注入脂肪の量的変化については、手術後3ヵ月を経過するとほとんど変化しない症例が多いことが分かりました。
他の部位と比較しても、陰茎はより吸収を受けやすい部位であると考えられます。
その他の得られる効果は以下の2点です。
- 包茎の状態で増大術を施行した場合、包茎の程度を改善することができた
- シリコンボール挿入により生じた凹凸を平坦にすることができた
確実で効率の良い注入を行うためには、脂肪の処理や、注入時を均等に行うといった脂肪注入法の基本的な手技を丁寧に行うことが重要です。
注入脂肪の量的変化については、手術後3ヵ月を経過するとほとんど変化しないことが明らかになっています
編集部これにより、陰茎における注入脂肪の吸収期間は約3カ月と推定されています。
| 症例 | 注入量 | 経過 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 症例1 | 22ml | 4か月で約30%吸収 | 増大+延長効果 |
| 症例2 | 25ml | 1か月で70%吸収、その後安定 | 吸収率高め |
| 症例3 | 20ml | 1か月で延長効果 | 埋没陰茎改善 |
| 症例5 | 19ml | 4か月で不完全露茎 | 包茎改善効果 |
| 症例7 | 35ml | 3年3か月後も変化なし | 長期安定例 |
脂肪吸収率と生着のメカニズム
脂肪吸収率と生着のメカニズムは以下の通りです。
- 陰茎皮下は脂肪が少なく吸収率が高い(平均60%)
- 陰茎における注入脂肪の吸収期間は3か月以内に終了し、ほぼ安定する
- 組織学的特徴:生着した脂肪は被膜形成されることにより安定化する
- 被膜内外に肉眼的に新生血管を確認できる
この新生血管の確認は、被膜が移植された脂肪組織の栄養状態を維持し、生着を助ける重要な役割を担っていることを示しています。
手術の効果と臨床的意義
本施術式により得られる最も直接的な効果は、陰茎の周径増大です。
術後4カ月で約3割の吸収があったものの、術前との比較において明確な陰茎の周径増大効果が認められました。
編集部患者の陰茎に対するコンプレックス軽減に繋がる結果です。
本施術により得られる、その他の効果は以下の通りです。
- 陰茎延長効果(退縮防止):注入された脂肪が陰茎の退縮を防止する
- 包茎改善効果(特に埋没型):延長効果により包茎の程度を改善させることが可能
- シリコン挿入の凹凸修正にも有効:周辺を中心に脂肪注入を行うことで形態を修正することができる
本術式は、優れた泌尿器形成術の一つとして考えられています。
陰茎増大術の目的は一様ではなく、適用範囲が広いため様々な効果を患者へもたらします。
編集部応用範囲の広い優れた術式であり、患者の満足度も高いことが窺えます。
安全性とリスク管理
自己脂肪移植による陰茎増大術は、比較的シンプルな技法です。
【手順】
- ドナー脂肪組織の採取
- 採取した脂肪の処理
- 陰茎への脂肪注入
- 脂肪注入直後のマッサージ
編集部陰茎根部の1ヶ所から陰茎全周に脂肪を均等に注入するためには、熟練の技術が必要です。
重篤な合併症についての具体的な記述は見当たりませんが、問題点として挙げられているのは以下の2点です。
- 感染リスクを低下させるためには、複数からの脂肪注入を避ける必要がある
- 脂肪は1ヶ所に固まらないように、少量ずつ全周にわたって均等に注入することが最も重要
- 今回の調査結果では、平均で約6割という高い吸収率が認められている
- この吸収率をいかに低くし、確実で効率の良い注入をするかが今後の課題
吸収率を低くし、確実で効率の良い注入をするためには、脂肪注入法の基本に立ち返り、各工程を丁寧に実施することが重要です。
他部位との比較と考察
陰茎は脂肪の少ない組織であるため、注入脂肪の吸収率が高いとされています。
陰茎における注入脂肪の吸収期間が約3カ月であるのに対し、比較的吸収率が高いとされるバストの吸収期間は2カ月でした。
編集部陰茎はバストよりも脂肪の吸収を受けやすい部位であることが証明されています。
生着率改善には基本手技の徹底が重要です。
- 余分な水分や血液の除去
- 均等な注入
これらの手技を徹底することで、高い吸収率という課題を克服することに繋がります。
また、陰茎増大術における脂肪注入法の成功のためには、生着率の改善を目指すことが不可欠となるでしょう。
患者満足度と適応範囲
陰茎増大術における脂肪注入法は、患者満足度を高め、幅広い適応範囲を持つ優れた術式です。
編集部陰茎の増大効果のみならず、陰茎の延長効果も認められています。
術後に勃起角度が低下する可能性がある一般的な陰茎延長術と比較して、脂肪注入法は患者にとってより満足度の高い術式です。
- 包茎手術との併用で成績向上
- シリコン挿入例にも対応可能
- ニーズに応じた柔軟な適応が可能
編集部本術式は、泌尿器形成において様々な効果をもたらし、応用範囲の広い優れた術式であると考えられます。
今後の展望と研究課題
陰茎増大術における脂肪注入法は、その応用範囲の広さが特徴のひとつです。
しかし、今後の課題も存在します。
- 脂肪の処理法:余分な水分や血液などを十分に除去しておくこと
- 脂肪の注入法:1ヶ所に固まらないように少量ずつ全周にわたって均等に行うこと
より客観的、かつ詳細なデータに基づいた長期的な生着率の評価・効果の持続性・および合併症の発生率に関する研究への期待
- 延長効果
- 包茎の改善
- 形態改善
今後は、これらの美容的および医療的意義について、それぞれの効果のメカニズムや持続性・患者のQOL向上に向けてさらに深く検証し、その両立を確立するための研究が求められます。
また、当院で解説した論文を参考に以下の記事を公開しています。
包茎手術に関する専門的な知識を深めるため、臨床結果・医療技術に関する具体的な事例も学び取り入れた上で、最新の研究論文・臨床試験データに基づいて信頼性の高いコンテンツの作成に努めています。
このように、当院では信頼のおける学術誌で発表された論文等を参考に、クリニック選びの実践的なアドバイス・治療内容の解説をしております。