性病検査

当院の性病検査が選ばれる理由

◯院内の部屋数が多くかつ広いため、だれにも会わず検査可能
◯手術室があるため、治療を行うことも可能
◯匿名性があり、迅速な検査が可能

当院の検査費用

クラミジア:ベーシック検査(喉)
¥4,500
クラミジア:ベーシック検査(性器)
¥4,500
クラミジア:即日検査
¥1,900~

当院で検査できる性病について

クラミジア

クラミジアは、国内で最も感染者数が多いとされる性感染症です。おもに、性行為による接触で「クラミジア・トラコマティス」という細菌に感染して発症します。
国内の患者数は2002年のピーク時から減少しているものの、2016年頃から再び増加しており、20代の感染者数が最多です。
クラミジアは早めに治療を始めれば完治できる病気なので、不安に感じたらすぐに病院や専門のクリニックを受診しましょう。

感染経路
患者との性行為(アナルセックス、オーラルセックスを含む)
症状
陰部のかゆみ、精巣の痛み・腫れ 、排尿時の痛み(尿道炎)、陰茎や尿道からのサラサラした分泌物(透明、白色) ※症状に気づかないまま時間が経ってしまうと、精巣の炎症(精巣上体炎)を引き起こし、男性不妊の原因になる可能性があります。
潜伏期間
約1〜3週間

梅毒

梅毒とは「梅毒トレポネーマ」という細菌に感染して発症する性感染症のひとつです。
患者数は2011年から徐々に増えており、2022年と2023年の感染者数は1万人を突破しています。
国内でも注目されている社会的な問題の一つです。
梅毒は症状がなかなか出にくいケースや、発生しても一時的に症状が治まるケースがあるので、自分で梅毒を判断するのは難しいです。
早期に治療すれば完治できる病気なので、少しでも不安に感じたら早めに病院を受診しましょう。

感染経路
感染者との性行為やオーラルセックス、キスなどでの、皮膚や粘膜の接触です。
症状
感染初期には、性器や肛門、口などの感染部位に痛みやかゆみのない硬いしこり(初期硬結)や潰瘍(硬性下疳)が現れます。その後、全身に発疹や発熱、倦怠感などの症状が現れることもあります
潜伏期間
感染後3週間から6週間程度

淋病

淋病(りんびょう)は「淋菌」という細菌が性器やのど、直腸などに感染して発症する病気です。
男女どちらもかかる病気で、放置すると不妊の原因となりえます。わずかでも症状が見られる際は、早めにクリニックを受診しましょう。

感染経路
性交や性交類似行為
症状
発熱、精巣の腫れ、排尿時の痛み、尿道から黄色い膿が出る
潜伏期間
2〜9日

性器ヘルペス

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスに感染し、性器やその周辺に水疱・潰瘍ができる病気です。
一度性器ヘルペスになると、ウイルスが神経細胞に潜伏して再発を繰り返します。
ヘルペスには「単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)」と「単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)」があります。
2種類の型に厳密な区別はありませんが、性器ヘルペスの原因となりやすいのは2型といわれています。

感染経路
単純ヘルペスウイルス1型:口と口もしくは性器の接触、単純ヘルペスウイルス2号:性器や体液との接触
症状
発熱、足の付根の腫れ、尿道からの分泌物、性器・肛門周りの水疱・腫瘍
潜伏期間
3〜7日程度

HIV

HIVは「HIV(Human Immunodeficiency Vir:ヒト免疫不全ウイルス)」のことです。
免疫にかかわるヘルパーTリンパ球(CD4細胞)やマクロファージに感染し、徐々に免疫力を低下させます。
そのため、体を病原体から守る力が弱まり、健康な状態であれば防げるような、細菌やウイルスなどによる日和見感染症にかかりやすくなります。

感染経路
性行為、母子感染、血液を介しての感染
症状
発熱、咽頭痛、倦怠感、筋肉痛、リンパ、節腫脹、皮疹
潜伏期間
数年~10年以上

カンジダ

カンジダとは、カビの一種である「カンジダ菌」が原因で発症する病気です。
女性が感染しやすい病気といわれますが、男性も発症するケースがあります。

感染経路
性行為、自己感染
症状
亀頭のかゆみやただれ、亀頭が赤くなり白いカスが出る、亀頭に小さな水疱ができる、まれに尿道炎を起こす
潜伏期間
2日から1週間程

B型肝炎

B型肝炎は、血液や体液を通じてB型肝炎ウイルスに感染し、肝臓の炎症を引き起こす病気です。

感染経路
垂直感染:母親の胎盤を通じて胎児が感染する、水平感染:血液を通じてや性行為・キスによる感染
症状
倦怠感、吐き気、食欲不振、発熱・関節痛、褐色の尿、かゆみ・蕁麻疹(赤色)、目や皮膚の黄疸(黄色い変色)
潜伏期間
約3ヶ月(30日から180日)

C型肝炎

C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することにより起こる肝臓の病気です。
放っておくと慢性肝炎、肝硬変、肝がんと進行する場合があるので注意が必要です。

感染経路
垂直感染:母親の胎盤を通じて胎児が感染する、水平感染:血液を通じてや性行為による感染
症状
倦怠感、吐き気、食欲不振、発熱、関節痛、褐色の尿、かゆみ、蕁麻疹(赤色)、目や皮膚の黄疸(黄色い変色)
潜伏期間
2週間から6ヶ月

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマは、性器にイボのようなものができる性病(性感染症)です。
「尖圭」は「せんけい」と読み、イボの先端が尖っていることが由来です。

感染経路
性行為
症状
性器や肛門周辺にイボができる、イボの先端が尖る、進行すると数が増え、カリフラワー状になる
潜伏期間
数週間〜8ヶ月程度

トリコモナス

トリコモナスは、原虫(アメーバのような微生物)が性器内に入り込み、炎症を起こすことで発症する性病(性感染症)です。
正式名称は「膣トリコモナス症」ですが、女性だけでなく男性も感染します。
トリコモナスの感染者数は減少傾向にありますが、年齢層が若者から高齢者まで幅広く、誰でも感染する可能性のある性病です。

感染経路
性行為、お風呂やタオルの共有
症状
排尿時に痛みを感じる、尿道から分泌液が出る、尿道にかゆみが起きる、尿道に違和感が発生する、尿道に熱感が生じる
潜伏期間
10日前後

性病検査に関するよくある質問

性病のまま性行為をしたらどうなる?

性病を放置したまま性行為をすると、パートナーへの感染リスクが高まります性病は無症状の場合もあるため、気づかないうちに感染させてしまう可能性があります。また、性病によっては、不妊症や妊娠中の赤ちゃんへの感染のリスクもあります。性病が疑われる場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

性病は自力で治せますか?

性感染症は基本的に自然に治ることはありません。 放置することで一時的に症状が緩和することがあったとしても、治療をしなければ病原菌は体の中に残ったままになってしまうので、病気が進行してしまいます。

クラミジアに性行為以外の原因はありますか?

クラミジアは、性行為(オーラルセックス、アナルセックスを含む)以外でも感染するかもしれませんが、可能性は低いです。

実際に、キスで感染する可能性も指摘されていますが、今のところ詳しくはわかっていません。

また、トイレや温泉などで感染する可能性も低いです。